夏休みの宿題
早く終わらせてほしいな~
ギリギリにやらせるのは
大変だしな~
そんなママの願いとは裏腹に
早速、こんなバトルが起きていませんか?
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毎日ダラダラ過ごす子にイライラ・・・
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声をかければ「あとでやるってば」と不機嫌MAX
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結局、気がつくと親子ゲンカに・・・
それ、実はとても危険なサインです。
なぜなら、実は勉強の問題じゃなくて「関係」の問題だからです
「宿題は学力を上げるため」と思っているなら、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
子どもたちは、みんな違う学びのスピードやスタイルを持っています。
それなのに、全員に同じ宿題を出して「はい、やってこい!」って・・・
効率悪くないですか?
もちろん、宿題を通じて「締め切りを守る」とか「先生との約束を果たす」とか、
社会に出るための練習という意味では価値があります。
人に迷惑をかけない子になってほしい・・・
それはママとして共通の願いですよね。
けれど、それ以前に、こんなことが起きていませんか?
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毎日ガミガミ言わないとやらない
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宿題=苦痛、親の顔色=プレッシャー
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ママが怒る、子はふてくされる、関係悪化・・・
これが一番まずい。
受講生さんの多くが、この状態に打つ手がなく困り果てて学びを始め考え方を変えて関わりが変わり、改善していきます。
発達凸凹キッズに多い、言えば言うほどやらなくなるタイプ。
実はちゃんと理由があります。
「やりなさい!」という強い口調やプレッシャーは、脳の“感情センサー”である扁桃体が反応し、
思考ややる気の司令塔・前頭前野の働きがストップしてしまうんです。
脳は「自分で決めたこと」に対しては
前向きに取り組もうとします(=内発的動機づけ)。
ところが、他人(ママ)に「やれ」と強制されると、
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選択肢を奪われた=支配されたと感じる
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自己決定感がなくなり、モチベーションが低下
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「やらされるくらいならやらない」という逆転現象が起きる
これは特に、自己主張が育ち始めた小学生以降の子どもに多く見られる現象です。
だから、早く気付いてほしい。
宿題を強制でやらせることより、
「やらなきゃ」と思える子に育てることの方が、ずっと大事だって。
長い目で見て
大きくとらえなおしてみると
宿題そのものより「関係性」を変えることがいかに大切かがわかります。
今すぐ、宿題の見方を変えませんか?
もし、ママが、「うちの子、宿題やらなくて困る」と悩んでいるなら
本当に困っているのは、「やらないこと」じゃなくて、
「やらせようとして怒ってしまう」
「やらない子を見て気持ちが乱される」
「ママ自身」かもしれません。
この夏を、親子のバトルで終わらせるのか。
それとも、関係を整えて、
9月にぐんと成長した姿で新学期を迎えるのか。
ママが考動を変えるだけで
子どもは自分からやれる子になります^^