「また怒鳴ってしまった…」
「やめたいのに止められない」
そんな自己嫌悪に
苦しんでいませんか?
私もかつて、
同じ気持ちで眠れない夜を過ごしたことがあります。
実は“ママが怒ってしまう”背景には、
脳の仕組みが深く関わっています。
怒りは性格ではなく、“伝わらない苦しさ”と“報われない悲しさ”から生まれているんです。
何度も同じことを繰り返し教え、伝わらない苦しさ
一生懸命に関わっているのに、子どもが動いてくれない悲しさ
それが積み重なって「怒り」という形であふれてしまうのです。
だから、この時に必要なのは
「怒らないように我慢する」こと
ではなく、
子どもの脳に届く声かけをすること
なんです。
たとえば、
・耳からの指示が入りにくい子には「目で見える工夫」を加える
・行動が切り替わりにくい子には「予告や選択」を活用する
のような。
具体例として、先日ご相談をいただいたある受講生さんへのアドバイスをあげますね。
「耳からの理解は得意だけど、目からの状況判断が難しいタイプ」
このタイプは、人が大好きだとしても、
距離感が難しくてトラブルになりがち。
我が家の長女がこのタイプです。
そこで効果的なのは――
-
相手の表情を「言葉にして実況」してあげる
「いま○○くん、びっくりした顔してるね」 -
スキンシップの代わりに「好き」を言葉にする
「○○くん大好き!」 -
誘いのセリフを“型”にして練習しておく
「1回だけ一緒にどう?」「やりたくなかったら言ってね」
などなど、他にも色々とあります
こうした具体的な関わり方が分かれば、
お子さんのことを怒らずに導いてあげられます^^
さらに、この子が持っている 「人が好き」という資質。
これは一生の宝物ですから、
それを潰さずに伸ばしてあげることもできるんです。
このように、
子どもそれぞれの凸凹に
合わせた関わり方をすることで、
子どもが理解でき、スムーズに動けるようになります。
その結果、ママも怒らなくて済むんです。
根性で我慢するにも限界がありますからね^^;
つまり「怒りを抑える方法」を探すより、
子どもに届く関わり方を知ることが一番の近道なんです。
「私がダメなママだから怒ってしまうんだ・・・」ではなく、
「脳に合った方法を知らなかっただけ」
そう気づいた時、心がふっと軽くなりますよ。
想像してみてください。
「やりなさい!」と怒鳴らなくても、スッと宿題を始める子。
気持ちをうまく伝えられるようになって、癇癪が減る毎日。
ママも「今日も笑って過ごせた」と眠れる夜。
子育てが“戦い”ではなく、“安らぎの時間”に変わっていきます。
実際にこうした声かけの工夫や、脳に届く伝え方は、
まだまだたくさんあります。
また、おいおい書いていきますね!