間違いたくない子育てだから、叱るでも放置でもない選択を

やる気・学習意欲

今日は、
最近とても増えている
ママたちのご相談内容からお話しします。

学校では

「落ち着いています」
「特に困りごとはありません」

そう言われる。

だけど家では・・・

勉強に向かわなくなったり、
無気力な状態が目につくようになってきた・・・

声をかけるたびに
「これでいいのかな…」と迷ってしまう。

これ以上プレッシャーをかけたくない
でも、何も言わないのも不安

叱るほどでもない。
だけど、放っておくのも違う気がする。

間違いたくないからこそ、
言葉を選びすぎて、
逆に何も言えなくなってしまう。

 

この
宙ぶらりんな不安
心当たりありませんか?

この違和感、
ママの考えすぎではありません

実は、
「問題がない子」ほど
一番見逃されやすいんです。

静か。
真面目。
感情も荒れない。

だからこそ、
内側で起きている“困り感”が見えにくい。

ママだけが
「何かおかしい」と感じてしまう。

私は塾でも施設でも
このタイプの子の困り感に向き合ってきました。

実は、このタイプの子は

・考える力が強い
・意味がわからないと動けない
・失敗体験が続くと行動を止める

という特徴を持っています。

やる気がないのではなく、
怠けているのでもない。

脳が「これ以上、自信を失わないように」
ブレーキをかけている状態。

ここを
気合や声かけで動かそうとすると、
逆に止まってしまいます。

とても賢い子だからこそ
対応を間違えないであげてほしい。

この子たちは、
正しい順番で関われば
必ず動き出します。

多くのママがやってしまうのが、
「どうしたらいいか」を
先に伝えること。

ところが、考える力が強い子ほど、
逆に混乱して
ここで一気に動けなくなります。

大切なのは
本音をしっかりアウトプットさせて
不安を静めること。

アドバイスはしません。
解決策も提案しません。

こうすると、
子どもの脳では何が起きるか。

・不安を出していた扁桃体が静まる
・前頭前野が「考えていい状態」に戻る
・思考が再起動する

つまり、
動けない原因を取るだけで、
「考える力」が一気に使われ始めます。

この聞き方を続けていくと、

「別にいいや」と言っていた子が、
「じゃあ、ここだけやる」と言い出す。

ママが何も言わなくても、
自分で整理し、
自分で決め始める。

これが
自分で立て直す力の芽です。

間違いたくない子育てに必要なのは、
強い言葉でも、正論でもありません。

脳が安心して考えられる“聞き方”を
ママが知っているかどうか。

これは
一生ものの力です。

これを身につけられるのが
発達科学コミュニケーションの学びです。

どんな聞き方をすると
子どもは安心してアウトプットできるのか?

その辺もおいおいふれていきますね。
今日はここまで☆

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