子どもの進路を考え始めたとき、
多くのママの胸の奥に浮かぶ言葉があります。
「間違えたら、この子の人生が詰むかもしれない」
口には出さない。
だけど、ずっと頭から離れない。
だから必死になる。
調べる。比べる。
正解を探す。
そして気づかないうちに、
声かけが慎重になりすぎて、
一言が重くなる。
子どもが動けなくなると、
「私の関わりが悪かった?」
と、さらに自分を責めてしまう。
ですが、ここで一度立ち止まって
考えてみてほしいんです。
本当に、
ママ一人の判断で
この子の人生は「詰む」のでしょうか。
脳の視点で見ると、
答えははっきりしています。
子どもの人生は、
一つの選択や、一回の判断で
決まるほど脆くありません。
むしろ危ないのは、
ママが
「失敗してはいけない」
「間違えてはいけない」
と、自分を追い込んでしまうこと。
その緊張は、
言葉にしなくても
空気として子どもに伝わります。
すると子どもの脳は、
挑戦よりも防御を選ぶ。
動かない。
避ける。
スマホや安心できる世界に逃げる。
これは怠けではありません。
不安に反応した、
ごく自然な脳の動きです。
ここで、
多くのママが
勘違いしやすいポイントがあります。
それは、
何をもって「正解」「成功」とするか。
たとえば、
不登校の子の場合。
「学校に行けた」
という結果そのものを
「成功体験」だと
捉えてしまいがちです。
ですが、もし本当に
成功体験になっているなら、
子どもは行けば行くほど
元気になっていくはずです。
現実はどうでしょう。
「行けたけど、ぐったり」
「次の日、動けない」
「もう無理」
この体験だけが積み重なると、
脳は
「学校=消耗する場所」
と学習してしまいます。
つまり問題は、
何を選んだか、
何が起きたか、ではありません。
その体験を
どう意味づけて
記憶に残したか。
そして、
辛かったときに
どう立ち直らせてもらえたか。
ここに、
その後の回復力と挑戦力が
すべて詰まっています。
そしてそれは、
ママの言葉でできる。
たとえば、
「行ってみて、自分の限界が分かったのが収穫だったね」
「ぐったりするのは感受性が強いから。あなたがダメなわけじゃない」
「次は、もっと楽な形を一緒に探そう」
「挑戦したこと、ママは嬉しかったよ」
こうして体験を、
安全な記憶として
言葉で上書きしてあげる。
すると脳は、
「挑戦しても壊れない」
「失敗しても大丈夫」
と学び直していきます。
これが、
成功体験を
戦略的に作る、ということ。
つまり、
どんな出来事が起きても、
ママの言葉次第で
回復と成長に変えられる。
ただし、
ここで大切なことがあります。
たまに褒める。
気まぐれに励ます。
これでは、
脳は何も変わりません。
同じ軸で、
迷わず、ブレずに、
最低でも3週間。
そこから3ヶ月。
正直、
一人では不安になります。
「これで合ってる?」
「これは甘やかしじゃない?」
「本当に先につながる?」
だから、伴走が必要なんです。
発達科学コミュニケーションは、
この関わり方を
ママが信じ続けられるように、
脳の仕組みから
「それでいい理由」を
何度も確認していきます。
誰かが
「今はそれでいい」
「それが最適」
と言ってくれるから、
ママは続けられる。
同じ軸で関わり続けると、
子どもは変わってきます。
回復が早くなる。
不安が軽くなる。
挑戦のハードルが下がる。
そして、
こう思える日が来ます。
「もう、何が起きても怖くない」
なぜなら、
どんな出来事も
成功体験に変えられるから^^
ママが一度間違えたから
人生が詰むことはない。
もしも、詰んでしまうことがあるとしたら。
それは、
一度の選択や失敗のせいではありません。
子どもが
自分で回復できるようになる力や、
折れても立ち直れる力を、
育てる関わりを
知らないまま、続けてしまったとき。
だから、
一人で抱え込まなくていい。
整えながら、
確認しながら、
同じ軸に戻ってくればいい。
そうやって、
ママが怖くならない関わりを
選び続ける。
それが、
この子が自分で立ち直り、
進んでいける人生を
つくっていくんです^^


