泣き叫ぶ・叩くの毎日から、言葉で伝えようとする姿へ

受講生の変化

 

受講生さんの声 T・Aさん
 

「思い通りにならないと泣き叫ぶ」

「叩く、蹴る、押す…手が出る」

そんな毎日に疲れ切っていました。

正直、育て方が悪いのかな、私の叱り方が甘いのかなと、

自分を責めてばかりいました。

でも、発コミュを学んだことで、

「しつけ」ではなく「育ちを支える関わり方」があるんだと知ったんです。

 

発コミュを学んで、お子さんの変化を教えてください。

 
 

かつては、自分の思いが通らないと泣き叫び、叩いたり蹴ったり…。

でも今では、怒り口調ではあっても、自分の気持ちを言葉で伝えようとする姿が見られるようになりました。

また、遊びを中断するのが苦手で、お風呂・寝る・着替えの声かけをしてもなかなか動けなかったのが、

今では数回穏やかに声をかけるだけで切り替えて動けるように。

切り替えにかかる時間が格段に短くなりました。

さらに、以前はトイレまでついてきてドアを開けようとしていたのが、今はその不安行動も見られなくなりました。

 

 

発コミュを学んで、ご自身の考え方・感情の変化や行動の変化を教えてください。

 

以前は、「しつけをしないと」「ちゃんと教えこまなきゃ」と思い、

人の目を気にして、「親らしく叱る」ことばかりに意識が向いていました。

でも発コミュを学び、肯定する声かけで行動を促す方法、脳を育てる関わり方を知ってから、

「こうしなければいけない」という思い込みがスッと消えたんです。

そして、気づいたんです。

叱っていたのは、子どものためというより、自分の安心のためだったことに。

今は、「これでいいんだ」と思えて、すごく気持ちがラクになりました。

 

お子様の困った対応を思い出して、「今だったら、こう対応する」という接し方を教えてください。

 
 

子どもが暴力的な行動をしたとき。

以前はただ叱るだけでしたが、

今は一旦離れて安全を確保した上で、共感の言葉をかけ、痛みを伝える。

そして、どうしたらよかったかを一緒に考えるようにしています。

また、切り替えが難しい場面では、

ブロークンレコード(同じ言葉を落ち着いて繰り返す)や3S、指示の分解を使って、

自然と行動に移せるよう関わっています。

 

ご自身にとって、発コミュのどのような点が役立ちましたか?

 

困ったときの具体例がたくさんあり、論理的で納得できたこと

テスト形式で自分の理解を確認できたこと

望ましい態度(3S)などが具体的で、すぐ実践できたこと

普段から取り組める課題(できたこと探し・アクションチャート)があったこと

日常の中で、「やってみよう」が自然と湧いてくる工夫が詰まっていたのが、発コミュでした。

 

 

 

これからさらに、お子さんのどんなところを成長させたいと思っていますか?

これからは、

自分の気持ちを言葉で表現する力

「やってみたい!」と思ったことに挑戦する力

相手のことも考えたコミュニケーションがとれる力

そういった力を、焦らずじっくり育んでいけたらと思っています。

 

「ちゃんと育てなきゃ」というプレッシャーから、

「今できていることを、信じてあげよう」に変わった私の子育て。

発コミュは、“関わり方を変える”ことで、

子どもも、私自身も変われるんだと教えてくれた時間でした。

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