今日は、母子登校や行き渋りで悩むママへ、ぜひ伝えたいお話が
あります。
実際に私が言われた言葉で、今でも鮮明に覚えているシチュエーション。私が変わる!と覚悟を決めた言葉かもしれません。
「今日は学校どうしたの?」と
聞かれ、
「ちょっと行けてなくて…」と
答えたときのこと。
返ってきた言葉は、
「あらー、かわいそうね」
でした。
一瞬、心臓がギュッと締め付けられるような感覚になりました。
何も言えずに、
顔だけ笑って「はははー」と
返したけれど、
耳の奥にその言葉がずっと残って、頭の中で何度も何度もリピートされていました。
かわいそうなのは
この子じゃない。
頑張ってるのに。
ちゃんと理由があって
行けないだけなのに。
だけど、
そう言えなかった自分に対しても、「私はまた守ってあげられなかった」と、後から後から、悔しさと情けなさがこみ上げてきました。
帰り道、車の中では、無言。
何に対して悲しいのか、怒っているのか、自分でもわからなくなっていました。
母子登校や行き渋りで苦しむママたちは、周囲の何気ない言葉に傷つくことがとても多いです。
「かわいそうね」と言われるたびに、子どもも自分も否定されているように感じてしまい、孤独を深めてしまうからです。
ですが、
そんな言葉だけで、ママや子どもを決めつけてほしくない。
それが私の強い思いです。
もうすぐ夏休みが始まります。
夏休みのリズムがちょっぴり崩れたあと、2学期のスタートは、子どもの行き渋りや不安は再び強くなりやすくなる傾向にあります。
同時に、「やっぱりか」と
ママの心も疲れて、
責めてしまったり、
自己嫌悪に陥りやすくなります。
だからこそ、今のうちにママが自分を責めずに、安心して子どもに向き合うための知識を持つことが大切なのです。
「この子を信じて関わること」
「子どもの気持ちを理解すること」
この2つを知ってから、
関係が少しずつ変わり、
親子ともに楽になりました。
同じ悩みを持つママに、できるだけ早く役立つ情報を届けたいと強く思っています。
同じ想いはしてほしくない。
そう思っています。
まずは、ママ自身が
「子どもの不安や気持ちのサイン」を理解すると、
「ああ、そうか!そうすればいいんだ!」と納得できます。
そして、「かわいそう」と言われる背景にある誤解や実態を知ることで、子どもと安心して向き合う関わり方が自然と見えてきます。