今日のテーマは、
「行きたくない」って言えることはマイナスじゃないというお話です。
2学期のスタートもそうですが、習い事、初めての場所に行くとき、子どもが突然「行きたくない」と言うこと、ありますよね。
つい「行かなきゃダメでしょ」と叱ってしまったり、無理やり背中を押してしまったりすることもあるかもしれません。
ここで知っておいてほしいのは、「行きたくない」と言える子どもは、実は安心できる関係の中で、自分の気持ちを表現できている
証拠だということです。
・自分の気持ちを理解してもらえる経験がある
「行きたくない」「嫌だな」と言ったときに、ママがただ叱ったり否定したりするのではなく、
「そうだよね、行きたくないよね」と受け止めてくれる経験を積むことで、子どもは自分の感情が尊重されることを学びます。
これが「言葉にしても大丈夫」と感じられる基盤になります。
・ママとの信頼関係がある
気持ちを話したときに受け止めてもらえることは、ママとの信頼の積み重ねです。「怖い」「嫌だ」を伝えても安全だとわかることで、子どもは安心して自己表現ができるようになります。
・少しずつ自分で行動できる準備が整いつつある
言葉で気持ちを出せることは、単なる「泣かずに我慢できる」力ではなく、
「自分で考えて、次の行動を選べる力」にもつながります。
たとえば「行きたくないけど、ママと一緒なら行ってみよう」と少しずつ挑戦できるようになるのです。
だから、
「行きたくない」と言えること自体はマイナスじゃないんです。
その言葉の奥には、安心してママに気持ちを伝えられる力が育っているんです。
「気持ちを伝えれるってステキなことだよ」と会話してくださいね。
今日もしんどく感じる瞬間が
あるかもしれません。
でも、大丈夫。
小さな一歩を一緒に見守るだけで
子どもは少しずつ自分の力を育てています。