1学期は平気だったのに…集団が怖くなった子どもの不安に寄り添う方法

登校しぶり

今日は、先日の体験会で
いただいた質問にお答えします。

「2学期になって
 急に不安が強くなっている」



登校班が怖い、
集団が怖い…という
お悩みでした。

この状況、
とてもよくわかります。

「なんでだろう?」って
不思議ですよね。


1学期はいけていたのに、
みんな知ってる子なのに、
どうして我が子だけ?

そんな想いになるママも、
多いのではないでしょうか。

ASDキッズや繊細キッズは、
急な変化や予測できない状況に、脳が過敏に反応して
不安を感じやすいんです。


1学期は慣れていたけれど、
2学期から班の雰囲気や
人数が変わった

クラスの友達関係が変化した

夏休み明けで
生活リズムが変わった

こうした
ちょっとした変化でも、
脳は「危険信号」
認識してしまい、
不安を感じやすくなります。

我が子も、
校門の前にたくさんの児童が
いると、
「今は無理、、、」と
私の後ろによく隠れていました。

「何やってんの?」
「ほら、ついたよ。早くして」
「時間、間に合わない!!」

こんな言葉をかけて、
息子はさらに固まってしまう。

そんな状況を、
当時の私は、
どうしても、「甘えてる」としか
見れなかった。

ここまで一緒にきたのに
なんで?と怒りも
感じていました。

ですが、
不安で不安で仕方がなくて
動きたくても動けない
状況なんだと理解したら、
息子への対応が変わりました。

私が実践したことを
お伝えしますね。

ーーー
不安への対応ポイント
ーーー


不安を無理に消そうとせず、
観察しながら安心材料を増やす
ことが大切です。


ママの声かけで、
少しずつ安心させて
あげましょう!

①まず観察!
「表情」に注目!!

こわばってない?
笑顔は見える?

②一緒に予行練習
登校班が怖い場合は、
少し時間を
ずらしてもオッケー!安心する方法で行けた!
という経験を積む


③安心ポイントを作る

合図を決める
(手を振る、笑顔でバイバイ)

先生や班長に協力してもらう、
切り替えの刺激になる。


④小さな成功を記録

「今日は玄関まで歩けたね」

「手を振ってバイバイできたね」とできたことを言葉にして伝える


⑤無理に行かせない
子どものペースを尊重。
無理に行かせると、
脳が不安を強化して逆効果

集団が怖いお子さんは、
集団に入れて慣れさせよう、、、ではなく、
1対1の関わりからの
サポートが鉄則
です。



いきなり集団に入れようとせず、
少しずつ広げていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました