今日は
「発達の短期目標」に
ついてお話しします。
発達支援というと、
つい「中長期のゴール」に
向かってがんばらせようと
してしまいがちです。
ですが、
実はそれだと
子どもはなかなか動けません。
例えば、
ひとりで登校して欲しい!
というものは実は中長期目標。
「ひとりで行きなさい」
「登校班で行ってみよう」と
言い続けても、なかなか
取り組むことが
難しいと思います。
大切なのは、
短期目標を小さくクリア
していくこと。
短期目標 …
子どもが
「ちょっとがんばれば
できそうなこと」
中長期目標 …
子どもが「
かなりがんばらないと
難しいこと」
短期目標はすぐに取り組めるけれど、中長期目標はまだタイミングが早すぎて、声をかけてもスルーされがちです。
以前の私は、
本人にとって「中長期の目標」を何とか達成させようと
必死に動いていたんです。
「これができなきゃ!」と
思い込み、がんばればがんばるほど空回り。
結果、本人も私も疲れてしまっていました。
ですが、発コミュを学び、
短期目標を意識するようになってから状況が一変。
息子の中で「これならできそう」という小さなチャレンジを
積み重ねることで、
本人も「できた!」と
笑顔になり、
私自身も気持ちが
楽になっていきました。
なぜ短期目標が大切なのか?
子どもは「できた!」という
小さな達成感があるからこそ、
「次もやってみよう」という
気持ちになります。
逆に、中長期の目標ばかり伝えても、「どうせできない」と思ってしまうと、
行動につながりません。
なので、
例であげた、
「ひとりで登校して欲しい!」は
中長期の目標。
本人の中ではかなり頑張らないと
いけない目標になっていることが
あります。
「ママと一緒に登校してみよう」
↓
「できたね!」
「校門まで一緒に来れるようになったから、学校が見えるところまで一緒に行くのはどうかな?」と提案してみる
↓
「できたね!」
ステップの進め方は、
お子さんによって様々なので
ほんの一例ですが、
「それだったらできるかも?」というチャレンジを積み上げていくことがすごく大事な
ポイントです。
短期目標は
ちょっとがんばればできること。
そこをちょこちょこクリアする日々を送るとと子どもはどんどん動けるようになります。
短期目標の設定についても、
レクチャーの中で詳しく
お伝えしています。
そこからオーダーメイドで
お子さんに合わせたステップを
組めるように作戦会議を
していきますよー^ ^
一緒に取り組みながら、
最終的にはママ自身で
短期目標と中長期目標を
見極めるようになることを
目標にしています!!
ぜひ日常の中で、
「これならちょっと
頑張ればできそう」という
短期目標を
見極めてあげてください。
その積み重ねが、
結果的に大きな成長に
つながっていきます!