今回は、
ASDグレーゾーンの子どもたちにとって“2学期”はとても注意が
必要な時期なんです。という
お話しです。
1学期はなんとかがんばって、
周りに合わせて過ごせた子も
多いでしょう。
ですがその分、
脳には大きなストレスが
たまっています。
そして夏休み明けの2学期に、
その疲れが一気に
爆発しやすいのです。
「家で癇癪が増えた」
「学校の話をしなくなった」
「朝から気持ちが重そう」
そんな変化が見えたら、
脳ががんばりすぎている
サインかもしれません。
どうして
2学期に困りごとが増えるのか?
2学期に困りごとが増えるのか?
①環境の変化
時間割や持ち物、
宿題など自己管理が増える
②社会性の要求
友達と協力、順番を待つ、
空気を読むなどの場面が多い
③努力が見えにくい
がんばっても
失敗してしまうことが増える
④感覚・疲れの影響
教室の音や人の多さで
脳が疲れやすい
⑤自己表現・不安
気持ちを言葉で伝えにくく、
行動で訴えることが増える
それまでは
「手がかからない子」
「おとなしい子」と
見えていた
子でも、
集団生活のハードルが上がる
小学校、
そして、
2学期で課題が
表面化しやすくなるのです。
今日からできる!
ママへの1日1ヒントを
お届けしますね!
がんばりを言葉にする
「最後までできたね」
「準備がばっちりできたね」
など、
結果ではなくプロセスを
ほめると安心につながります。
放課後は“休む時間”を優先する
宿題よりも、
まず休憩や好きな遊びを。
脳のリセットタイムが、
翌日のがんばりにつながります。
気持ちを言葉にする
きっかけをつくる
「今日どうだった?」よりも、「給食で好きなものあった?」など具体的に聞くと
話しやすくなります。
2学期は、
子どもの疲れや不安が
一気に出やすい時期です。
できないことよりも、
できたことに注目を
していきましょう!