がんばれ!が届かない。小1の壁の正体は?

私の体験談

キラキラのランドセルを
見つめて、
「小学校楽しみ!!」
と話していたのに、
入学したら、
毎朝「いきたくない…」の涙。

一緒に登校したり、
教室に入るまで付き添って、
なんとか1日を過ごす。


帰ってきたら
疲れて不機嫌マックス。

優しくしても怒る、
少し強く伝えるとすぐ泣く。

「どうしたらいいの?」
と、毎日が
手探りのママはいませんか?

幼稚園、保育園から
小学校へという大きな変化。


それだけでも子どもにとっては
大きなストレスですが、

ASDキッズの場合はもう少し
深い理由があります。

たとえば、

・毎日同じ時間に行動する「決まりごと」が増える

・音やにおい、集団のざわつきなど刺激が多くなる

・曜日ごとに変わる時間割や持ち物を覚えにくい

・予定の変更に心がついていかない

・自分の気持ちをうまく言葉にできず、疲れがたまる

こうしたことが重なって、
行きしぶりや涙、
イライラといった形で出てきます。


それは、
「わがまま」でも「甘え」でも
なく、脳の特性による反応
なんです。


「がんばりすぎて、もう限界!」というサイン。

私も、
小1の壁、ぶつかりました!
(2回!!)

三男くんは6月くらいから不調になり、癇癪が激しくなりました。

今年の春、
入学した、末娘は
入学から3日めで
「行きたくない」と
行きしぶりが始まりました。


小1の壁を乗り越えるのに必要だったのは、「しつけ」や「根性」ではなくて、心の安心感を増やす関わり方でした。

ママのひとことで、
少しずつ子どもの
反応が変わります。

たとえば、
「早くしなさい」ではなく
「どっちからやる?」と選ばせる。

「泣かないで」ではなく
「泣いちゃうくらい、がんばったね」と受け止める。

たったそれだけで、
泣く時間が減り、「〇〇できた!」に変わる瞬間が増えていきました。

私たちが日々、
発する言葉ひとつで、
子どもの笑顔って
引き出せるんです。

1度めの行きしぶりに
大失敗したからこそ、
2度目の行きしぶりには、
冷静に対応することができました。

もし、
今まさに小1の壁に
ぶつかっているママがいたら、
「選ばせること」
「泣いてもいいんだよ」と
涙を受け入れることから
始めてみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました