「行きたくない」と言えた、あの日のことを思い出しました!

私の体験談

今朝、
テレビで悲しい事件のニュースが流れていました。


少年が起こした事件。
その背景が少しだけ語られていて、

その中で、
少年のお父さんのこんな言葉が紹介されていました。

「会話がなかった。」

報道だけではわからない。
その奥にある家族にしか分からないことの方が多いですが、そのひとことが、胸に深く残りました。

すると隣で見ていた息子が、
ぽつりとつぶやいたんです

「行きたくないって言えてよかった。」

5年前のことを、
思い出していたようです。

息子にも苦しいことが
あったんだと思います。


学校のこと。
友だちとのこと。

言葉にできないまま、
抱えていた気持ち。

学年が上がるにつれて、
自分を少し客観的に見られるような言葉が、
最近グッと増えてきました。

「行きたくない」と言えたこと。
そしてそれを、
今も思い返せること。

あのときの自分を、
息子なりに振り返っていたのかもしれません。

私も思わず、
ーあのとき、
私はちゃんと受け止められていたかなー

と、ふと立ち止まって考えた朝になりました。


息子とふたりで、

「会話がないって、寂しいよね」
そんなふうに、
ゆっくりと会話をしました。

子どもがつらさを言葉にするのは、
簡単なことじゃありません。


でも、
言葉にできるって、
それだけで本当に大きな一歩だなと思います。

そして、
そうやって話せる関係を築けていること。


それは、
当たり前ではなくて、
本当にありがたいことだと感じます。

日々のちょっとした会話。
何気ないひとこと。
その積み重ねが、
子どもにとっても、
親にとっても、

大切な「土台」になるんだと、
改めて思いました。

お子さんと会話の量、どうかな?
楽しい会話できてるかな?

そんなことを振り返る夜にしてもらえたら
うれしいです。

今日も一日、
本当におつかれさまでした。

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