朝のバトル、そろそろ終わりにしませんか? ASDキッズがスムーズに起きられる3つのコツ!

私の体験談

急に冷え込む日が
増えてきましたね。


この時期になると、
朝の「起きて〜!」バトルが
増えていませんか?

「早く起きて!」
「なんで起きないの!」


そんな声かけから、
イライラで一日が始まる…


実は、
そんなご家庭がとても多いんです。

ASDキッズの多くは低覚醒タイプ。
朝は特に、
頭も体もゆっくりモード。


無理やり起こそうとすると、
余計に拒否反応が出やすい特徴が
あります。

つまり、
「がんばって起こしてるのに
うまくいかない…」



その理由は、性格の問題ではなく
脳の特性なんです。

 

ASDキッズに関係なく、
寒くなると起きるのって
苦痛ですよね?

わが家は4人いますが、
朝はみんな苦手です Σ(‘◉⌓◉’)

声かけを
全く意識していなかった頃の朝は、とにかく戦場のようでした。

「朝だよ!起きて!」
「何回言えば起きるの?」

「ほら、時間ない!」
「遅れるよ!」

やっと起きた子どもたちには、

「間に合うの?」
「ご飯冷めたし」
「起きれないなら早く寝なさい!」と小言の連発。

結果、子どもたちは朝から不機嫌
黙ってご飯を食べ、
笑顔のない朝が続いていました。

子育てを学び始めて気づいたのは、
自分の声かけが、
子どもたちの朝を
どんよりさせていた
ということ。

まるで口うるさい上司
ようだったんです。

そこから、
私が実践して効果を感じた
3つのコツをご紹介します。

① スキンシップで起こす

近づいてトントンしたり、
そっと手を握る。

スキンシップがあると自然に声のトーンが穏やかになり、
大声で起こす必要がなくなります。

② すぐに起きないことを前提にする

ASDキッズの多くは、
脳の「覚醒リズム」が
ゆっくりなタイプ。


朝はまだ「おやすみモード」で、
感覚も動く準備ができていません。

急にカーテンを開けたり、
身体を揺すったりすると、
強いストレス反応が出ることも。


「怠けている」
「甘えている」わけではなく、
脳が目覚めるまでに時間がかかる
だけなんです。

③ 実況中継で声かけする

「お!右目が開きそう!」
「伸びしてるね〜!」

「お、起き上がれそう!」

できている行動を実況して
言葉にすることで、

子どもは自分はできてる
気づきやすくなり、
小さな自信につながります。

そして目が合った瞬間には、
「おはよう!起きれたね!」
笑顔で肯定の声かけを。

 

朝は、
大声でエネルギーを使う時間ではなく、
親子の関係を温める時間。
省エネ声かけで乗り切りましょう。

焦らず一歩ずつ。

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