普段はおとなしいのに、ママにだけ暴言・暴力がある子のママへ

ママのケア

学校や療育の場では、
とってもおとなしくて
先生を困らせることはない。

「特に困ったことはありませんよ」
「頑張っています」と報告を受ける。

だけど、
家に帰ると激しい暴言・癇癪にと
まるで別人のように強気になる…。
こんな態度に、
悩まされているママはいませんか?


ASDグレーゾーンのお子さんは、
不安や緊張を感じやすく、
コミュニケーションが苦手という
特性を持っています。
さらに完璧主義の一面があり、

「しっかりしなきゃ!」
「頑張らなきゃ!」と
奮い立たせて頑張る一方で、

環境の変化や新しい場所では
自分を精一杯保とうとしています。
だから、学校や療育から帰ってくる頃には、
脳もストレスでいっぱいに。

ちょっとしたことで、
怒り出す・強気になる、
暴言や暴力が止まらなくなるのです。

本当は気持ちを伝えたいのに、
上手く伝えられない。

お子さん自身もどうしたらいいのかわからず、
ツラい状況にあります。
パパの前ではその姿を見せないお子さんも多いですが、
心を許したママにこそ見せる姿。とはいえ、
毎日のことになると、
ママの心も持たなくなってしまいますよね。

私も過去に息子の癇癪に
悩んだ経験があります。
私の服や髪を引っ張りながら
叫ぶ息子に、
「やめて」「痛い」と言っても、
ますます激しくなるばかり…。

そのたびに、
「なんで私ばっかり」
「泣きたいのはこっちだよ!」
とつい強く当たったこともありました(泣)

今でこそ癇癪への対応をマスターしましたが、
当時を振り返ると、
本当に修羅場でした。
家の外にも聞こえて
いたんじゃないかと思うほど大声で
叫び、泣き、後から
寝た息子に向かって謝る日々…。

「ごめん…」と何度も。

可愛いのに、優しくできない。
私はダメだ、、と落ち込む。
そんな時期がありました。

1つ覚えて欲しいこと、
それは、暴言・癇癪が激しい時は、
子どもからのSOS
体全身を使って、
「ママ、助けて!」
「つらいよ」と伝えたいサインです。

暴言・癇癪はとっても
エネルギーを大量に消費するため、
いつまでも続くものではありません。

必ず落ち着く(疲れる)
タイミングが訪れます・
そのときこそ、
気持ちを伝えるチャンス!

ちょっと落ち着いた時に、
ママも一息つきながら。


「嫌だったんだね」
「ちょっと落ち着いたね」
「涙止まったね、よかった」
「ココアでも飲んで気分転換しようか」

ほんの一言で構いません。
落ち着けたこと(できたこと)

注目して、声をかけ
「わかって欲しい!」という
本音に寄り添っていくことで、
すこしずつ安心していきます。

また、ママ自身も
「私さえ我慢すればいい」と
頑張りすぎることはNG!です。

ママにとって、
心が休まる場所や人にどうか
SOSを出してくださいね。

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