黒歴史暴露します。息子が学校に行かなくなった6月、私は毎朝パニックでした。

登校しぶり

息子に異変が出たのは、6月でした。

ある朝、突然に
「今日は学校、行かない」

え?何が起こったの?
行かないってどういうこと?
まだ小学校始まったばかりだよ?

私はもう、パニック状態。

「行ってもらわないと困る」
「どうにかして行かせなきゃ」

そんな気持ちで、
頭の中がいっぱいでした。

あの手この手で「登校させる」ことばかり考えていた私

車で送ってみたり、
行けた日はごほうびにお菓子を買ってあげたり、
帰ってきたら動画は見放題ね!って
ゆるゆるなメディアのルールでご機嫌をとったり……

ご褒美のあとに
「だから、明日も学校行こうね?」と伝えると

息子は「うん」とうなずく。

でも、翌朝。
「やっぱり無理」

もう、この言葉にイラッときてしまって……


昨日あんなに楽しんだじゃん!」
「甘えすぎじゃないの!?」

朝から私は怒りの言葉を
浴びせてしまっていました。

発コミュに出会うまで、私は否定の言葉ばかりだった

その頃の私は、
本当に息子に「嫌なこと」しか言っていませんでした。

褒めようと思っても、
褒めるところなんて見つけられない。

「この子がいるから仕事ができない」
そんな思いも、心の中にありました。

なんとかしたい気持ちと、
「なんで私ばっかり我慢しなきゃいけないの?」という思い


毎日、
葛藤でいっぱいでした。

そんな中で、
発コミュのレクチャーで聞いたある言葉が、
私の中でガラッと何かを変えたんです。

「すでにその子が終えていることを
 そのまま伝えていけばいいんだよ」

これなら、私でもできるかも!
その瞬間、私のスイッチが入りました。

できたことだけに注目。実況中継の毎日へ

そこから、
とにかく「終えたこと」だけを
見る・伝える
ようにしました。

もちろん、
かんしゃくもあるし、
わがままをぶつけられることもありました。

でも私は一度、
「私の気持ち」は横に置くと決めました。

(正直、腹立つことは山ほどあったけど…!)

1週間くらい経ったある日、
息子がまじまじと私の顔を見て、
こう言ったんです。

「お母さん、なんか優しくなったね」

思わず、涙が出そうになりました。


意識して「できたこと」を伝えただけで、
息子の心にこんな変化が起こるなんて!!

息子の感情に蓋をしていたのは、
私だったんだ。


そう気づいた瞬間でもありました。

だからこそ、今は、
「声かけ」
「コミュニケーション」にこだわって

子どもに向き合っていきたいと、
心から思っています。

今では、私もこうして、
笑って話せるようになったけれど、
当時は、全く笑えなかった。

これが、私の黒歴史です。
でも、だからこそ伝えられることがあると思って、書きました。

私の遠回りした経験が、
だれかの近道になりますように。

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