登校しぶりが続く小1の子。連休明けの「行きたくない」を防ぐ対応法

小学校に入学し慣れない事の連続で、登校しぶりが続く小1の子はいませんか?連休明けには「学校に行きたくない」と言い出すんじゃないかと心配ですよね。この記事では、登校しぶりが続く小1の子の連休明けに「行きたくない」を防ぐ対応法をご紹介します。
 

連休明け登校しぶりが心配な小1の子

 

楽しみにしていた小学校生活だけど、始まってみると大変なことが多くて、「学校に行きたくない」と登校しぶりをし出した小1の子はいませんか?

 

学校ではしっかりやっている様子。
家に帰るとイライラをママにぶつけてくる。
宿題も大変そうだけどやろうとしている。
朝は起きた時から不機嫌。

 

学校で頑張り過ぎて疲れがたまってるようで、このまま登校しぶりが続くんじゃないか…と不安を感じていませんか。

 

登校しぶりをする小1の子はとても多いです
全国的に、小1から不登校になる子の人数も増えています

 

私の息子は保育園年長の2月から不登園になり、小学校は入学式から不登校になりました。

保育園の頃から母子分離不安があり、長いこと泣きながら通った息子。

 

保育園では先生を困らせず、言うことを聞く「いい子」でした。
でも、家に帰るとイライラをぶつけ、ちょっとした事ですぐ怒る子でした。

 

連休や長期休み明けは特に「行きたくない!」と泣き、母と離れるのが本当に大変で、私自身も涙をこらえながら出勤する毎日でした。

 

 

私は、息子が不登園になってから、“発達科学コミュニケーション”で「子どもの脳を伸ばすコミュニケーション術」を学びました。

 

発達科学コミュニケーションでは、親同士の学び合いがあります。

登園・登校しぶりの段階で親子のコミュニケーションを改善すると、子どもが元気を取り戻し、また保育園や学校の生活にうまく付き合えるようになった子をたくさん見てきたのです

 

だからこそ!
この記事では、登校しぶり段階にいる小1の子の元気を取り戻すママの関わり方をご紹介します。

 

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連休・長期休み明けに登校しぶりが増える理由

 

なぜ、連休や長期休み明けに登校しぶりや不登校が増えるのでしょうか。

様々な理由がありますが、不安が強い子に多くみられる原因をご紹介します。

 

(1)完璧主義で疲れる

不安が強い子は、「失敗しちゃいけない」「先生に言われた通りにやらなくちゃ!」と完璧主義な傾向が強め

学校では失敗しないように、自分の力を常に100%以上出し続けるような生活に疲れがたまっていきます。

 

(2)疲れが体調に出る

連休や長期休みで体がほっとし、体調不良やじんましんが出る子もいます。
自分では気がつかなかった疲れが体に出る事があります。

 

(3)生活時間のギャップ

連休や長期休みでは、自分のペースで過ごせる時間が長いです。

小学校の時間割では、ずっと座っている時間も長く、集団生活で我慢していることもあると、そのギャップを感じます。

 

(4)ママと離れたくない

不安が強くなると、ママと一緒にいて困った時はいつでも助けてもらいたいと本能で感じ、ママと離れる事が恐怖になります。

この状態を母子分離不安と言います。

息子も長期休み明けは毎年のように母子分離不安が強くなりました。

 

 

では、連休明けに学校生活とのギャップを生まないために、家でも早起き、勉強をしっかりする学校のようなスケジュールで過ごした方が良いのでしょうか。

それは全く逆効果になります。次に説明しますね。

 

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学校行きたくない!を防ぐ対応法

 

登校しぶりが続く小1の子の「行きたくない」を防ぐ対応法を、2つ紹介します。

 

(1)子どもへの要求量を下げる!

 

・少しぐらい勉強したら?

・ぬいだ服、ちらかさないで!

・自分でできることは自分でやって!1年生でしょ?

 

など、日頃子どもに要求していることを意識的に減らします

元気な時はできていた事でも、登校しぶりで不安の強い状態の時に、ママにとやかく指示される事で、どんどんエネルギーが低下します

 

「ママと一緒にやろうか~。」と手伝ったり、

「着替えようとしてたんだね」と肯定しながら、やってあげることも大切です。

我が家の息子も、疲れている時にママが手伝うとニコッと笑顔になります。

 

頑張る力をチャージするために、登校しぶり中の子に「1年生でしょ!」は封印し、ポジティブな感情でいられる時間を増やします

 

 

(2)当たり前にできている事に肯定的な言葉をかける!

 

「ご飯もぐもぐ食べてるね~」
「自分で洋服準備したんだ!はっや!」
「お風呂入ったね~!さっぱりした~!」

 

当たり前にできている事に肯定的な言葉をかけていきます。

 

人間は行動とその時の感情セットで記憶します

何かするたびに、うれしい声をかけられると自信がつき、行動することが楽しくなっていきます。

 

 

息子もこの声かけで、不登校でお風呂もイヤ!と癇癪になっていた状態から変化し、お風呂前の洋服の準備も自分からやるようになりました。

 

当たり前を見逃さず声をかけるテクニックは、あなどりがたし

登校しぶりをしていない元気な時でも、低学年の子にとってはこの声かけは大事です。

 

 

不安を乗り越えて登校できる日が増えてきた息子

 

息子は今不登校ですが、時々学校に行きます。

学校に行く予定の前日の夜から「要求量を下げる」「当たり前にできている事に肯定的な声をかける」を意識しています。

 

なぜなら息子は、登校直前になると100%「行きたくない」と言うからです。

最近、息子は「出発前が一番緊張するんだよね…」と言いました。

学校に着いてからは、それほどでもないんだそうです。

 

前日の夜にニコニコして布団に入る。

朝一番から、優しいママの声で「おはよ~ぐっすり寝てたね」と声をかけてハグをする。

 

そんなポジティブな感情をいっぱいにしていくと、学校への不安を乗り越えて出発できる日も出てきました

 

 

学校に余力を持って通える状態の時には、要求量を下げるばかりが正解ではありません。

子どもが動きたくなるような上手な声かけをして、行動を増やしてあげることが必要です。

 

でも、子どもの抱えている不安MAXの登校しぶりの時には、ストレスを減らすママのサポートが必要なのです。

 

子どもの元気と自信をチャージする連休や長期休みの過ごし方、やってみてくださいね。

 

 

 

 

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<執筆者>
発達科学コミュニケーション アンバサダー
松原みのり

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