疲れやすい母子分離不安の子でも取り組める!”簡単”おうち自由研究のススメ

夏休み、お出かけしたいと思っても「疲れるからイヤ」「行きたくない」と言われ困っていませんか?疲れやすい母子分離不安の子どもを無理に連れ出すのは逆効果です。おうちで脳を育てる活動にシフトしましょう!親子で楽しめる自由研究にもぴったりな「ブックマーク作り」をご紹介します!

 

「出かけるのがイヤ…」楽しい思い出が増えない夏休み

 

子どもたちの自由な時間が増える夏休み。

子どもの体験や思い出作りをサポートしたいものですよね。

 

その一方で、母子分離不安の子は

・お出かけが苦手でなかなか外に出たがらない

・疲れやすく、遠出ができない

というお悩みもあるのではないでしょうか?

 

 

 

お出かけが苦手な子を一生懸命外に連れ出そうとすると親もエネルギーの消耗になりますよね。

 

我が家の娘も疲れやすく、お出かけに消極的だったり、出かけても途中で疲れてしまい不機嫌になってしまったりとなかなか楽しい思い出作りができずに苦労していました。

 

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疲れやすい子どもが心配!なぜ疲れやすいの?

 

うちの子はなんでこんなに疲れやすいの?子どもなんだからもっと元気に過ごしてほしい!と心配していませんか?

 

実は、繊細な子が疲れやすいのは脳の特性が大きく関係しています。

 

 

周りの空気を読みすぎる

 

繊細な子は、相手の表情や周りの感情、環境の変化に敏感です。

 

ママを怒らせてないかな?今自分がしていることは合っているかな?と相手に合わせようと常に神経をすり減らしている状態なんです。

 

感覚の過敏さがある

 

五感の刺激に対する感覚を脳がうまく処理できない感覚の特性である感覚過敏を持っていることがあります。

 

他の人にとっては気にならないことも辛く感じ、人混みや、ざわざわした場所では疲れてしまうんです。

 

不器用さがある

 

力加減を調節することに苦手さを持っていることがあります。

 

効率よく体を動かすことができず、日常の動作にも必要以上にエネルギーを使ってしまい、知らず知らずのうちに疲れてしまっていることも。

 

 

 

このような理由から、母子分離不安の子は疲れやすく、無意識にお出かけを避けようとしている可能性があります。

 

お子さん自身が疲れを感じているこの場合、無理に外に連れ出そうとするのは逆効果です。

 

お出かけをすると疲れるというネガティブな記憶が残ってしまい、ますますお出かけに消極的になってしまうからです。

 

そんな時は、無理に外に連れ出そうとしなくて大丈夫!
安心して過ごせるおうちで、楽しく脳を育てる遊びをしてみましょう。

 

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おうちにあるもので作れる!自由研究にもオススメのブックマーク作り

 

今回ご紹介するのは、インドア派なお子さんと親子で一緒に楽しめるブックマーク作りです!

 

【材料】
・ペットボトルキャップ(好きな色)
・クッキングシート
・板(まな板など)
・アイロン
・ハサミ

 

【作り方】
① ペットボトルキャップを細かく刻む


② クッキングシートの上に好きな色を並べる


③ 上にもクッキングシートを重ねて板にのせ、アイロンで溶かす


④ 溶けたらアイロンで薄く伸ばし、冷めるまで待つ


クッキングシートから剥がし好きな形にカットして完成!

 

 

このブックマーク作り、実は、母子分離不安の子の脳を育てる要素がたっぷり詰まった遊びなんです。

 

 

 

 

例えば、ハサミを使ってキャップを細かく切るという工程は、手先を細かく使うことで脳の運動エリアを活性化します。

 

運動のエリアは脳全体のアクティブさに関係しています。

これはスポーツのような動きじゃなくてもいいんです。おうちの中でできる活動で刺激していきたいですね。

 

また、破片を並べてとかす肯定では、どの色を使おうかな?こうやったら薄く伸ばせるかな?と試行錯誤することで脳の「前頭前野(ぜんとうぜんや)」を強くし、考える力を育てます。

 

さらに、自分のイメージした通りに作ることができると、達成感を感じることもありますよね。

 

上手くできた時に「楽しい!」「もっとやりたい!」という気持ちを感じるのは、脳の中で「ドーパミン」というやる気や喜びを感じさせる物質が出るからなんです。

 

ドーパミンが出ると「もっと新しいことを知りたい!」「もっと挑戦したい!」という気持ちが湧き、色々なことを学ぼうとする意欲が育ちます。

 

母子分離不安の子がおうちで楽しむ一番のポイントは?

 

実は、脳が育つ1番のコツは…ママも一緒に楽しむことなんです!

 

人には他の人の気持ちや動きを自分のことのように感じる脳の働きがあります。

 

ママが楽しそうにしている姿を見ることで、自然とお子さんもワクワクした気持ちになってくるんですよ。

 

この色の組み合わせ、とってもキレイだね!

 

次はこの色の組み合わせでやったらどうかな?

 

というように、お子さんと一緒に楽しみながら作ってみてくださいね。

 

出来上がった作品は、この世にひとつだけの特別なものです。

お子さんの目につくところに飾ったり、使っているところを見せることでお子さんの自信が育ちますよ。

 

 

夏休みの自由研究としても使えるのでオススメです!

ケガや火傷に気をつけて、親子で楽しんでみてくださいね。

 

「夏休みはどこかに連れて行かなくちゃ」「体験させなきゃ!」
そう思うと、親もつい力が入りがちですよね。

ですが、母子分離不安の子にとっては安心できるおうちで楽しい思い出を作ることが大事です。

 

「出かけられなかった」と思うより、「おうち時間でしっかり脳を育てることができた!」と思えたら、親子の夏休みもきっと満たされたものになりますよ。

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーションアンバサダー

さいとうほのか




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