母親と分離できない行き渋り
- 朝になると「行きたくない」と言う。
- 「ママ一緒にいて」と母子登校になる。
- 一人で授業を受けられず、付き添いが必要になる。
- 教室に入れず保健室登校になる。
- 「学校行かない」と不登校になる…。
ママと離れるのが不安で、行き渋りがある。
こんなお子さんの背景には「母子分離不安」があります。
「ママと離れたら危険だ」と脳が不安を強く感じる気質です。
母子分離不安は幼児だけではなく、小学生で強く出てくることも多くあります。
ずっと子どもと一緒にいるしかないの?
そんな行き渋りにどう対応したら良いのでしょうか。
登校しぶりOK対応&NG対応
毎日の行き渋りに何て答えたらいいのか。
休ませていいのだろうか。
今回の動画では母子分離不安の行き渋りに対して、どう関わるかを紹介しています。
テーマは行き渋りOK対応とNG対応。
悩んでいる方にぜひ見てほしい動画です。
いかがでしたでしょうか。
他の子達はママと離れてやってるんだから。
私の育て方が甘かったせいかもしれない、もっと厳しくしないと。
つい頑張らせようとする関わりが、かえって不安を強めてしまうことがあります。
そこで、脳の不安を落ち着かせる「肯定的な上司」のような関わり方をすることで、
子どもの自発的な一歩を引き出すことができるのです。
(1)NG対応(やってしまいがちな声かけ)
・「なんで行かないの?」と問い詰める
・「昨日行くって言ったじゃん」と責める
・「行けば楽しいでしょ」と無理に動かす
(2)OK対応(不安を落ち着かせる関わり)
・「そうなんだね。他には?」
・共感する+問いかけで会話を続ける
この会話のキャッチボールを繰り返していくことで、
「ママには本当のことを言っていいのかもしれない。」
と子どもは不安を言葉にできるようになっていきます。
不安を言葉で吐き出していくと、不安な脳が落ち着き出していくんです。
では、「学校行きたくない」と子どもが強く主張している時、母親としてどう答えたらいいでしょうか。
自分で決めて動けた経験が行き渋り解消のカギ
行き渋りが強く、今日は学校に行く様子ではない。
「学校行きたくない」
その言葉に何て答えたら良いか迷いますよね。
動画では、こんな言葉を紹介しました。
「行きたくなったら言ってね」
母子分離不安の子にとって大切なのは「自分で決めて動けた」という経験です。
学校に行くか行かないかを親が決めるのではない。
不安があっても動けた。
自分で決めて動くからこそ、
1人で登校できた。
1人で授業に出れた。
1人で挑戦出来た。
そして、「またやってみよう」という前向きな感情が芽生えてきます。
その経験が積み重なると「笑顔でいってらっしゃい」が叶うようになります。
受講生も、この対応によって大きな変化をしています。
「不安を強めるNG対応」ではなく「不安を行動力に変えるOK対応」、ぜひ試してみてください。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーション アンバサダー
松原みのり