今日は
言葉のかけ方・伝え方
について、お話ししたいと思います。
について、お話ししたいと思います。
子どもにどんな力をつけたいのか、
目的を意識せずに
ただ言葉をかけるのと、
「今この力をつけたい」
と狙って言葉をかけるのとでは、
発達の進み具合が違う
ってご存知ですか?
では、ここでクイズを1問!
以下の3つのうち、
会話(コミュニケーション)で
“最も先に伝わりやすいもの”は
どれだと思いますか?
1.気持ちや心
2.伝えたい内容
(言葉が示す内容)
3.話し手の興奮
・
・
・
・
・
・
答えは・・・
3.話し手の興奮
です!
私たち大人の大きな勘違いは、
「言えば伝わる」
と思っていること!!!
子どもの脳はまだまだ未熟。
「1」の
相手の気持ちを察する脳機能は、
発達障害の子どもたちが
最も苦手なものの1つです。
HSC✖分離不安っ子には
察することが得意な子もいますが、
本来の相手の気持ちとは
ズレてるときもしばしば。
複雑な気持ちをくみ取ることは、
どんなに言葉を工夫しても
どうしても難しいんです。
「2」の
言葉が示す内容そのものを
受け取る脳機能も、
大人になるほど成熟するので、
親の言いたいことをそのまま
子どもが理解するとは限りません。
しかし
相手が子どもであっても、
最も伝わりやすいのが
「3」の話し手の興奮です。
興奮というのは、
感情の中でも表に現れやすいもの。
そして、
脳に届きやすいんです!
例えば、
「やったー!」とか、
「ふざけんなー!」など
ポジティブ興奮、
ネガティブ興奮
は伝わりやすいですね^ ^
伝わりやすいということは、
つまり
「興奮には感染力がある」
ということ。
どんなに大事なことを言っても、
感情的に言ってしまうと、
子どもが
言葉の内容を理解するより先に、
イライラが感染してしまって
コミュニケーションが
こじれてしまいます。
なので、
大事なことを言うときほど
興奮を隠して言うのがポイント!
イラっとしたときこそ、
息を飲んでから伝えましょう。
その方が、より怖いですよ。笑!
不安が強くなりすぎて
ネガティブに捉えがちな子、
ネガティブに捉えがちな子、
他者との共感が苦手な子には、
ポジティブな興奮を表現する
ことを意識してください。
「いえ〜い!」
「やった〜!」
「きゃ〜♪( ´θ`)ノ!」
などなど、
伝えたい感情を、
ジェスチャーと満面の笑み付きで
表現するだけでOK!
HSC✖分離不安っ子の
感情を育てるには、
言葉だけでは伝わりません。
感情を見せることが
大事なんです!
さ、今日のまとめはコレ!
1.言葉の中身を伝えたいときは
興奮を隠して言う。
2.感情を伝えたいときは
体と表情を付けて表現する。
ぜひやって見てくださいね!