早く知りたかった!小4の息子がイライラしていた意外な要因

理由は分からないけれど、お子さんがなんだかイライラしていると感じることはありませんか?そこには、気持ちの問題ではなく、意外な要因があったのです。この記事がみなさんの毎日の習慣を見直すきっかけになったら嬉しいです。

イライラが止まらない息子

当時小4の不登校だった息子は

いつもイライラしていました。

 

些細なことに感情を爆発させるようなことも多く、

それは家族にも伝わり、その時の家族の雰囲気は最悪でした。

何にイライラしていたかも覚えていないくらいの

小さなことにもイライラが止められなかったのです。

 

息子は毎日ゲーム三昧で、

トイレと食事以外は動かない生活でした。

家にひきこもっていた私たち親子

息子も私も引きこもり状態でした。

息子はトイレと食事以外動かない生活を送り、

私自身も息子が家にいるからと、

同じような生活スタイルを送っていました。

 

唯一、動くとすれば、

徒歩1分のスーパーへ買い物に行くくらいでした。

 

しばらくして

私の気持ちはイライラを過ぎると、

落ち込んでいくようになりました。

息子のイライラと私の落ち込みの原因

息子のイライラと私の落ち込みは

体を動かさないことが原因でした。

 

 

「学校に行かなくても、脳を育てればいい」という言葉を

発達科学コミュニケーション創始者で

脳科学がご専門の吉野加容子さんから学びました。

 

脳を育てるには様々な方法がありますが、

子どもも大人も脳が一番発達するのは

「行動しているとき」ということが分かり、

体を動かすことに着目しました。

 

体を動かすには脳からの指令が必要です。

その脳は、8つのエリアに分けて考えることができます。

運動のエリアのほかには、

感情、記憶、視覚、聴覚、伝達、思考、理解を司るエリアがあります。

 

運動のエリアはそれらの中心に位置しており、

すべてのエリアと関係を持っているのです。

つまり、その運動のエリアが動かないとなると、

脳の他のエリア(感情のエリアや伝達のエリアなど)

も動きにくくなるのです。

 

体を動かしていないことで、

イライラの感情のコントロールが

できなくなっていたことが分かりました。

 

体育大学を卒業し、

運動あそびのインストラクターの経験がある私でしたが、

自分で動こうとしない息子を

運動に誘うことには試行錯誤しました。

 

スモールスモールステップでやっていこうと決めました。

 

息子が実践した最初の一歩『5秒の○○○』

そこで私がやったことは『5秒の日光浴』でした。

当時の息子はゲームや動画視聴の時間が減らされるのを

極端に嫌がっていたので、

私の運動への誘いにも全く乗ってきません。

 

一つ出来たら、次もやろう!

と欲張って時間を増やしてしまう私にも

原因がありました。

 

5秒の日光浴は子どもに

「5秒だけ時間ちょうだい!」と誘い、

玄関で靴を履き、

「外に出て5秒数えて、家に戻る」というものです。

 

その時に一言だけ「天気がいいね」とか

「雲が○○みたいだね」という言葉をかけ、

5秒の間に少しでも目を動かし、

肌で風や気温を感じることをテーマとして取り組みました。

体を動かすことで変化した息子の気持ち

それがきっかけで、

今ではウォ―キングをしたり、

家で継続した体づくりをしたりしています!

 

そして、

不登校のきっかけとなった体育の授業だけ、

今では出席しています。

 

なぜ体育の授業だけ参加するのか聞いてみると

「楽しいから。体がスッキリするから」と答えてくれました。

 

学校の先生からも、

気持ちが安定したことや

自分の気持ちを伝えられるようになってきていることを、

ほめていただけるようになりました。

 

今では、些細なことでイライラする様子は

ほとんどみられません。

イライラが続いている時は

体を動かす量が足りないと判断しています。

 

最初は小さな小さな一歩かもしれませんが、

それがきっかけで子どもは動き出しますよ^^

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