言葉の発達が遅れている子どもサポートは、一緒に○○すること

 

今日は
まだ言葉がでな
会話がうまく成りたたない
子どもが話し始めるため

非言語コミュニケーション
をお話ししていきます!

 

話し始めるのに
ハードルになっていることを
乗り越えないと、

子どもは話し始めません。

 

これは、定型発達の子でも
ダウン症の子どもも、
共通していています。

つまり、
このハードルを意図的に支援すれば
まだ言葉が出てない子が
話し始めるんですっっ!

 

それは
子どもとお母さんが同じものを見る
という条件です。

 

「同じものを見る」と聞くと、
な〜んだ、そんなこと!?
と思うかもしれませんが、
これ、案外難しいものなんです。

通常1歳までに達成されますが、
発達の遅れがある場合、
3歳になっても
達成されていない場合があります。

その場合、
なかなか話し始めません。

うちの年長ダウン症次男も
3歳をすぎてもなかなか
指差しした方向を
見ることができませんでした。

「ねえねえ、あそこに猫がいるよ」

と指さしても、
私の指先を見たり、
なんとなくそっちを見ているのですが
猫は発見できなかったり。

そこで、
私は、まず、子どもに近いものから
一緒に見ることをはじめました。

子どもの体の一部をさして、
「○○くんの爪、強くなったね~」
「○○くんのお膝、つるつる~」
と、その部分を指さし一緒に見ました。

それから、
絵本、家の壁の時計と、だんだん
指さすものの距離を離していきました。

一緒に見て、一緒に楽しむ
この経験で、
目が合うことが増えました。

 

次第に子どもから
「見てみて、お母さん!!」
と、誘われることが増えたんです。

私たちは、何のために言葉を使うか?
と言えば、
意思疎通をスムーズにするためです。

 

ですから、
意思疎通の成功体験や喜びを知らなければ、
言葉を習得するモチベーションが高まりません。

 

一人で遊んで満足したり、
何も言わなくても
自分の欲しいものが
目の前に出てくるような環境では、

 

人と意思疎通する必要がないので
言葉が身につかないのです。

目が合わせにくい子や
一人の空間が好きで
人と一緒より、一人で遊びたがる子では
「同じものを見る」発達が遅れがちになります。

 

つまり、言葉を引き出したいなら、
同じものを見て、
楽しい気持ちを共感する
ことが発達の支援になるのです。

 

まずは、
お母さんが誘ってみる
それにお子さんが乗ってくることが
いいですね。

 

お母さんが
「ほら〜、あのコスモス、もうお花が咲いてるね~」
と指をさしたときに、
子どもがコスモスを見るかどうか?

 

これはと〜っても大事な
言葉の発達の第一のハードルなのです!

 

一緒のものを見て
感情を共有することが
意思疎通の第一歩。

 

コミュニケーション力を高めるために
一緒に本を読んだり、
一緒にお料理したり、
一緒におもちゃで遊んだりして
共感の時間をたっぷりとってくださいね。

 

 

 

 

 

 

▼グレーゾーンの子育ては“しつけ”をやめれば 一気に楽になる!
▼1日1分で学べます!
この記事を書いた人

私は小学校2年生の男女の双子を育てています、
息子はダウン症を伴う知的障害があり、
最初は彼のサポートに全力を注いでいました。

ですが、長女が小学校入学2週間で不登校になったとき、
「本当に助けが必要だったのはグレーゾーンの彼女だった」
と気づいたんです。

普通級で頑張る彼女の「できない」が
続く毎日を変えるために、
私は【やらせずにできる】
おうち教育メソッドを作りました。

このメソッドはママの声かけを変えるだけ。
子どもが自分から動き出し、「できる」を増やしています。

お母さんの声かけが変われば
知的グレーゾーンの子どもは劇的に変化します。

お子さんの今も未来も諦めなくていい、
一緒に進んでいきましょう!

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