ダウン症の子が急に怒り出したときの対応法

今日は子どもの怒りの
そらし方についてお話しします。

夏休み前半一番多かった質問が

子どもの怒りをどうしたらいいか?

自分の怒りをどうしたらいいか?

と言うことです。

 

 
怒りと言うのは人間の自然な感情
ですから

「怒るのが悪い」のではありません。

それをどう言葉に、行動にだすか?

その場にどう対応するか?

は、キチンと考えたいですよね。

ダウン症のある子どもの

怒りの理由のほとんどは
「思ったのと違う!!」

という身勝手なもの^^

「自分でやるつもりだったのに」

「お菓子、2個がよかったのに」
「○○だと思ってたのに~!!」
 
じゃあ、それがどんだけ大事なのと思えば、
気分が切り替わるとコロッと

忘れちゃったりもしますよね。

ですから、子どもの怒りを

いちいち真面目に取り合わなくてOK!

記憶が苦手な子どもほど

怒ってもすぐに忘れます。

放っておけばおさまる怒りに

イチイチ取り合ってしまうことで、
怒りを長引かせてしまっていること

とっても多いんです。

思い通りにならなかったら

カーッとなっているに過ぎません。

もし、その場限りの怒りに

イチイチ付き合ってもらって、
何なら願いをかなえてもらうような

毎日を過ごしていると

ことあるごとに怒って、

自分の要求を叶えてもらわなければ
気が済まない「怒り癖」のある

子どもになってしまいます。

怒りは甘えです。

相手が何とかしてくれると思うから
自分以外の他の人に

強い要求を向けるのが怒りですよね。

そこでお母さんにマスターしていただきたいのが、

子どもの怒りに巻き込まれず
「子どもの気をそらす」という

コミュニケーション術です。

子どもが怒ってきたら

「あっ、窓にセミがぶつかった」

など、子どもが「えっ?」とおもうようなことを驚いたように言ってみてください。

さも気をひく気見え見えの声かけではなくふと、気が付いたように。

子どもが窓に目をやれば

何に怒っていたのかさえ

ケロッと忘れてしまうでしょう。

子どもの気分を変えるには

子どもの見ているものを変えること

これが一番です。

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