ダウン症、知的グレーのお子さんが伸びやすい環境とは?

今日はお子さんが
伸びやすい環境について

おはなしします。

発達科学コミュニケーション講座を

夫婦で受講されている

私の生徒さんがいらっしゃいますが

このご家庭は、

お子さんの脳が
とっても伸びやすいです。

なぜなら

ご家族の協力体制が、
お子さんの発達を

かなり大きく左右するからです。

そう!

最もお子さんが
伸びやすい環境は、
周りの人の方針が同じ環境

です!!

特に、

同居している家族と
担任の先生。
 
 

そりゃそうですよね!?

だって、

同じ行動をしたときに、
 
お母さんは褒める

お父さんは褒めない

という対応では

お母さんがどれだけ褒めても

効果は半減します。

例えば

お子さんが自分で着替えることを
今の発達の目標にしている

としましょう。

お母さんは最低限のサポートで

自分で着替えるようにさせる

お父さんやおばあちゃんは、

手を貸して着替えさせる

これでは、子どもは

一向に着替えを覚えませんよね。

問題行動の対応も、

言語発達の対応も、
社会性の対応も、

学習支援の対応も同じです!

お母さんの役割は、

子どもの発達支援をするだけでなく、
家族の協力体制を作っていく

ということもあるんですよね。

個別相談を受けていると、

・お父さんはあまり協力的でない
 
・お父さんが子どもを叱ってばかりで
 「頼むからやめて」と言っている
 
・祖父母が厳しすぎて困っている
 
・祖父母から「悪いことは注意しないととわがままになる」と言われる
 

というお話をよく聞きます。
我が家もそうでした。

こういう場合は、

・発達の遅れがどういうものなのか、
・子どもとの接し方を
 どうすれば良いのか、

ご存知ないからなんですよね。

多くの場合、

お父さんや祖父母は
「ちゃんと言わないから
 いつまでたっても
 出来ないんだ!」

と思っておられます。

そうお思いになるのは

ごもっともです。

日本の教育は、

“叱責して育てる文化”

だからです。

きっとお母さんは

こう思っているはずです。

「言って治るなら

 とっくに治ってるから!!」
と・・・。
 
 
そうなんですよね。
 
 
発達の遅れは、
本人の怠惰とか
根性や心がけの問題で
起きているのではありません。
 
 
脳の機能の問題です。
 
 
だからこそ、
発達の遅れがある場合には
叱る教育がなかなか通用しない

のです。

そればかりか、

適切でない接し方をすると、

余計に症状が悪化してしまいます。

それならどうするか?

子どもの家族が一致団結して

適切な接し方をするのが

一番の早道です。

適切な接し方によって、

適切な行動や学習を
教えていくことができます。
 
 
いつも言うことですが、
どんなに良い療育があっても、
どんなに良い学校に行っても、
子どもへの声かけが

良くない状態では

行動が改善されにくくなります。

 
 
家族の理解が得られないな〜
と思われる方は、
まずは、このサイト内の記事を
ご家族で読んでみてくださいネ!
 

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この記事を書いた人

私は小学校2年生の男女の双子を育てています、
息子はダウン症を伴う知的障害があり、
最初は彼のサポートに全力を注いでいました。

ですが、長女が小学校入学2週間で不登校になったとき、
「本当に助けが必要だったのはグレーゾーンの彼女だった」
と気づいたんです。

普通級で頑張る彼女の「できない」が
続く毎日を変えるために、
私は【やらせずにできる】
おうち教育メソッドを作りました。

このメソッドはママの声かけを変えるだけ。
子どもが自分から動き出し、「できる」を増やしています。

お母さんの声かけが変われば
知的グレーゾーンの子どもは劇的に変化します。

お子さんの今も未来も諦めなくていい、
一緒に進んでいきましょう!

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