またその話…昔のイヤな記憶を手放せないASDグレーゾーンの子どもの脳の育て方

自閉症スペクトラム・アスペルガー

日曜日の夜。
夕飯が終わって
少しホッとしたタイミングで
何気ない会話から

何年も前の出来事を
突然持ち出して

急に怒りのスイッチが
入る子どもにイライラ。

またその話?

前に話して終わったよね?

そう思いながらも、

子どもは怒りの勢いのまま

「明日は行かない!」

と登校しない宣言。

トラウマみたいに見えるけれど

それを持ち出せば
学校を休めると
思っている
ような気さえしてしまう、、、

こんなため息まじりの
イライラの夜に

胸がギュッと苦しく
なっていませんか?

白黒思考のお子さんは、

嫌だった記憶を驚くほど
鮮明に覚えています。

・先生に言われたあの一言

・友達に笑われた場面
・できなかった自分の姿

それを何度も思い出して、

気持ちが一気に
ネガティブに傾いてしまう。

すると

「失敗するくらいならやらない」
という思考に
引っ張られてしまいます。

ですが、

ママに知ってほしいのは

IQの高さと「記憶力」は

あまり関係がない
ということです。

問題なのは、

記憶力ではなくて
ネガティブな記憶だけが
残り続けていること。

だから

「もう終わったことだよ」
「気にしなくて大丈夫」
と言っても
切り替えられないので、

ママにやってほしいことは

「ポジティブな記憶の上書き」
です。

つまり、

「できなかった記憶」
よりも

「できた記憶」を
脳に残してあげる
サポートが必要
ということ。

ポジティブな記憶を

上書きするっと言われても

難しそう、、、

できる気がしない、、、
って思ってしまうのがママ。

それもそのはず。

なぜなら、

しつけ教育を受けてきた私たちは
厳しくすることが当たり前で

甘やかしてはいけない!

できたことも「足りない」部分を探し
次はもっと頑張りなさいと言われる、

こんなふうに

結果が良くても
ダメ出しをされるような
関わりの中で育ってきたからです。

ですが、

白黒思考のお子さんが
思考を和らげて
行動できるようになるためには

ブレーキになっている

過去のネガティブな記憶
書き換えてあげることは
どうしても必要なんです。

じゃ、どうやってこの

記憶を書き換えていくか?
というと

1人でやろうとしない、

ということです。

記憶の上書きは、

知識やテクニックだけでは、
自己流になりやすく
うまくいきません。

というのも、
記憶を書き換える関わりは
感情がポジティブに動く場面で
声をかけるんですが、

 
 
白黒思考の子は
不安!怖い!怒り!など
感情が荒れることが多いため

ママが「1人で」「冷静に」やるのは
かなりハードだからです。

つまり
今と同じやり方を続けている限り、
記憶はなかなか
上書きされないんです。

今と同じやり方を続けていても、

結果は大きく変わらないんです。

だからこそ、

やり方を変えてきた人と一緒に
安全に、確実に進めていく。

それが、最短で

記憶を上書きしていく方法です。

高学年以降の子育ては、

低学年の延長では
うまくいきにくいです。

「賢いのに動けない」

「覚えているからこそ苦しむ」

そんなお子さんには、

今までとは違う関わりが必要。

無理に1人で頑張らなくて大丈夫。

一緒に整えていきましょう。

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