ASDグレーゾーンの子どもをちゃんと褒めてるのに、感情が荒れてしまう理由

自閉症スペクトラム・アスペルガー

今日から
高学年なのに
癇癪がなくならない!
どうしたらいい?

についてお話ししていきます。

癇癪(かんしゃく)
という言葉は、
幼児のお子さんの
イメージがありますが、

案外、高学年になっても
中学生でも
残っていることがあります。

反抗期と間違えられやすく
二次障害を招きやすいので
お話しさせてください。

癇癪を起こすと家族も疲れるので
たくさん調べて対応を
がんばられているママが
多いと思います。

よくある相談の1つに

「ちゃんと褒めたはずなのに、

 なんで…また癇癪が出るの?」

と聞かれます。

癇癪がなくなった時に

褒めると習ったから

落ち着けたね。

我慢できたね。
えらかったね。

って褒めた直後に

また荒れる。
またキレる。
また振り出しに戻る。

「私の褒め方が悪いのかな」

「荒れるからもう褒めたくない」

こんなふうに

癇癪をママが一人で
受け止め続けていることに
疲れ切っていませんか?

実はこれ、

ママが弱いからでも
要領が悪いからでもありません。

学校では「問題ありません」

周りからは「そのうち落ち着くよ」
と、専門家の意見もバラバラ。

だから結局、

家の中で、ママが全部
引き受けるしかなかった
んです。

そんなママに

一つ知っておいて
ほしいことがあります。

感情が落ち着いた時に

「褒めても悪化する」時は
ママの声かけの問題ではなくて、

子どもの脳が、まだ

“ブレーキをかける
 状態じゃない”
ことが多いんです。

癇癪の直後は感情がまだ

ザワザワしていることが多く

このタイミングでは、

前頭葉(ブレーキ)が
うまく働いていません。

つまり――

褒め言葉を受け取る
準備ができていないんです、

どんなに優しい言葉も、

どんなに正しい褒め言葉も、
その時は刺激になってしまう。

 
なのでそんな時は、
無理に褒めなくていいんです。

これは、

手を抜いていい、
という意味じゃありません。

声かけの順番の話です。

癇癪を起こしたあとに

褒めることは
かなり
重要なのですが

それよりも先に必要なのは

感情が
落ち着いている時の

褒めの量なんです。

ここが整ってはじめて

癇癪が落ち着いた後の
褒めが力を発揮します。

もしあなたが今まで、

・褒め方を工夫してきて

・言葉を丁寧に選び
・頑張って関わってきたにも関わらず
うまくいかなかったとしたら。

それは

努力が足りなかったからじゃ
ないということ。

タイミングが

合っていなかっただけ。

空回りしていた自分を、

責めないでくださいね。

今日、覚えてほしいのは

これだけ。

「褒めても癇癪が減らない」のは、

あなたの子育てが
間違っているわけじゃない。

脳のブレーキが、

働いていないだけ。

そして、

このブレーキは
高学年からでも
“正しい順番”で関われば
ちゃんと育てていくことができます。

ママが

気合いや我慢で
なんとかする必要は
もうないんです。

一人で背負ってきたこれまでを、

変える方法があることを
ぜひ知ってくださいね。

そのために明日は、
今日の内容を

深めたお話をしますね。

どんな時に

どんなタイミングで
関わることが大事なのか?
についてお話しします。

タイトルとURLをコピーしました