1 うちの子って、もしかして繊細な子?
我が家には、小学5年生のこだわりが強く、真面目で繊細な子(通称:レン)がいます。
学校生活では、先生から「特に問題ないですよ」と言われる優等生タイプ。
しかし母親の私から見ると、友達関係を築くことに密かに苦労しているように見えました。
「一人が好きな子もいるし、仲のいい友達にいつ出会うかも分からないよ」
周りからそう言われ、様子を見守る日々。しかし息子の生きづらさを目の当たりにするたびに、「うちの子は繊細な子どもなのかもしれない」と感じるようになりました。
そして3年生になる頃、レンは突然こんな言葉を口にするようになったのです。
「なんか生きてても僕の人生つまらない」
「僕なんて生きている価値ない」
スクールカウンセラーに相談しても、返ってくる答えは同じ。
「様子を見ましょう。担任の先生とも連携します」
という言葉と共に日々が過ぎ、私はどうしたらいいのかわからず、途方に暮れていました。

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2 突然の“不登校”、部屋にひきこもり止まった時間に戸惑う日々
4年生の冬のある日のこと。
「学校に行きたくない…」
布団の中で丸くなって、レンが小さな声でつぶやきました。
その背中に、ただの気まぐれではない“覚悟”を感じました。
無理やり行かせるのは良くない。
そう判断して、休ませることにしました。
それが、不登校生活の始まりでした。
部屋にひきこもり一日中YouTubeを見ている生活。
レンからはすっかりやる気が消えてしまったように見えました。
レンは、些細なことでも感情的になることが増えました。
怒ったり、泣いたり、どう関わっていいのかわからず、私は戸惑うばかり。
どこに感情爆発のスイッチがあるのかもわからず、家族全員がレンを腫物扱いするような生活が続きました。
あんなにニコニコしていた息子から笑顔は消え、家の中は常にギスギスした空気になり、家族みんなが疲弊していきました。
「どうしたらいいの?」
その問いが頭から離れず悩み続ける日々でした。

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3 不登校は“わがまま”じゃない、子どもからのSOS
息子に何が起こっているのか。なぜ苦しんでいるのか。理解したくて、眠れない夜が続きました。
そんな時に出会ったのが、おうちで脳を育てる「発達科学コミュニケーション(以下発コミュ)」です。
無料の小冊子を読んだ時、
「これ、うちの息子のことだ」
と涙が出そうになりました。
そこには、繊細な子の“心と脳の仕組み”が書かれていて、今まで分からなかった息子の苦しさが見えてきました。
レンにとって、繊細さが生きづらさになっている。
「繊細さは生きづらさじゃない。お家で心と脳を育てることで、強みに変えられる」
という言葉に、初めて救われ、希望が持てた気がしました。
「この子の繊細さを強みにしてあげたい」
そう思い、学ぶことを決めました。
心と脳の仕組みを学んで行く中で、私はレンの苦しみの正体に気がつきました。
- 繊細な子の脳は、感覚的に受け取る情報や刺激の量が多いこと
- 受け取った刺激を上手に処理することが追いつかずにストレスがたまりやすいこと
- ストレスを抱えていると1のストレスを100に変換して受け取ってしまう事で、過敏スイッチが入ってしまうこと
- そのことで些細なことでイライラしたり落ち込んだり、感情のコントロールができなくなってしまうこと
- 繊細な子どもほど外で頑張りすぎて家ではストレスが爆発してしまうということ
- たくさんの刺激とストレスで、ネガティブな記憶ばかりが溜まり、やる気を失い、「行きたくない」と不登校になってしまったこと
これらを知ったとき、レンの姿がまさに当てはまっていると感じました。
外では“優等生”と言われるレンは、ずっと自分を抑えて頑張り続けていたのだと思います。
その無理が積み重なり、ついに学校へ向かうエネルギーが尽きてしまった。
その姿を理解したとき、私は気づきました。
不登校は、ただのわがままではない。
心が限界まで頑張った子どもからの「もう苦しいよ」というSOSなんだ。
そう気づいた時、視点が変わり、胸の奥にあった不安と責める気持ちがすっと消えていきました。
そして、適切な関わりで脳は育ち、自信を育て、ストレスにも強くなって、再び行動できるようになるという希望も見えてきました。

4 やる気の土台は“安心”、繊細な子が動けるようになる関わり方
発コミュを学び始めて、私自身の関わり方を変えてみることにしました。
①ありのままの姿を受け止め肯定する
好ましくない行動以外はすべて肯定ポイント。
しかし、部屋にひきこもり、学校に行かず、1日中パジャマ姿でYouTubeを見ている息子。最初は「どこを肯定するの…?」と思いましたが、ひとつずつ言葉にしました。
「おはよう、起きてきたね」
「座れたね」
「ご飯いっぱい食べてくれて嬉しいよ」
「気持ちを教えてくれてありがとう」
当たり前だと思っていたことも、全部息子の“できた”の記憶として脳に教えてあげるために言葉で伝えていく。
何時に起きてきても、毎日YouTubeしか見ていなくても、ありのままを肯定することを意識しました。
レンの中に少しずつ、やる気の芽が戻り始めているのを感じました。
②笑顔・ゆっくり・優しい声で接する
繊細な子は、言葉の内容よりも“表情や声のトーン”を先に感じ取ります。
だからこそ私は意識的に、
・いつも笑顔でいる(微笑む)
・会話の間を取る
・ゆっくり優しい声で話す
そんなふうに関わるようにしました。
笑顔で落ち着いた、ゆったりとした優しい声で接してあげると、ネガティブな感情を抱かず不安を解消することができます
③ 母が楽しく過ごす
どうしても子どものことが心配で、母親の雰囲気が暗くなりがちです。そこで私は意識的に、楽しそうに過ごすようにしました。
鼻歌を歌いながら家事をしたり、軽やかに階段を昇ったり、スキップしそうな軽やかな足取りで子供部屋の前を歩いたりして明るい雰囲気を心がけました。
私がレンのありのままを認める関わり方に変えたことで、わずか1ヶ月ほどでレンは感情的になることが減り、悩みの一つでもある兄弟喧嘩も減り、穏やかさを取り戻し始めました。
学校に行っても行かなくても、どんな息子も丸ごと受け入れ、ありのままを肯定することで、子どもの安心が育つ。
そして、母である私が笑って過ごせるようになったら、家の中に少しずつ光が戻ってきたのです。

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5 魚釣りがくれた“外への一歩”
発コミュを学び始めて1ヶ月が経ったゴールデンウィークのある日。
まだひきこもりは続いていましたが、レンが昔から好きだった魚釣りに、そっと誘ってみました。
「行こうかな…」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がふわっと温かくなりました。
“不登校・ひきこもりの子どもでも、好きなことならやる気が出て外への一歩につながる”そんな学びが、少しずつ現実になっていく瞬間でした。
外で魚釣りをするレンの表情は、家の中でYouTubeを見て過ごしていた姿からは想像できないほどキラキラしていました。
その横顔を見ているだけで、涙が出そうになるほど嬉しかったのを覚えています。
安心から築いた親子の信頼関係は、子どもが安心して外に挑戦できる揺るぎない土台になります。
これからもレンが自分らしいペースで、 やる気を取り戻しながら、外の世界へ挑戦していけるように見守っていきたいと思います。

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執筆者:たかしま きわ
発達科学コミュニケーション





