1.ちょっとの失敗で泣いてしまう繊細な子
これはわが家の小学1年生の繊細な息子・ひろくんが年長の時の話です。
ひろくんは小さい頃から絵を描くことが大好きな子でした。
私はもちろん、まわりの大人から「上手だね!」「すごい!」と褒められることが多く、そのおかげでもっと絵が好きになっていきました。
しかし年中、年長と大きくなるにつれて、思い通りに描けなかったら絵をビリビリに破いて「もうやらない!」と言ったり、時には「写真みたいに描けない」と泣き出して絵を塗りつぶしたりしてしまうこともありました。
そのうち、家で絵を描くことが少なくなっていきました。
そんな姿を見て、「どうして怒ってしまうんだろう?」「このまま絵が嫌いになってしまうんじゃないか」と息子のことが心配になっていました。

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2.「褒めて伸ばす」の落とし穴
実はこれは、「うまく描けない=ダメ」「理想通りじゃない=失敗」と、物事を極端に捉えてしまう状態。
いわゆる「白黒思考」が強くなっているサインだったのです。
白黒思考とは、物事を「良いか悪いか」「成功か失敗か」「正しいか間違っているか」と、二極化して捉えてしまう思考パターンのことです。
繊細な子の脳は、まわりの大人の言葉や態度から「期待されている」というメッセージを、とても敏感に受け取ります。
私自身、以前は「褒めて伸ばそう!」と思い、ひろくんのことをたくさん褒めていました。
そして自然と、「できたね!」「完璧!」「すごいね!」と、“できた結果”に注目した声かけが増えていったのです。
その積み重ねによって、ひろくんの中に「できる=良いこと」「できない=悪いこと」という認識が強く育ち、結果として白黒思考を強めてしまっていました。
たとえば
・線が少し曲がっただけで「失敗」
・思った通りに描けないと「下手だからダメ」
・やり直しが必要になると「もう全部ダメ」
こんなふうに極端に感じてしまうのは、性格の問題ではなく、脳が「できなかった」というネガティブな結果に強く反応してしまうからなんです。
そして、繊細さを持つ子ほどこの傾向が強く表れやすい傾向があります。
では、どんな褒め方をしたらよかったのか。
次の章で私が実際にどうやって褒め方を変えていったのかをお伝えします。

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3.白黒思考を和らげる褒め方のコツ
①日常の中で当たり前にできていることを肯定する
日々の生活の中で、結果だけを褒めるのではなく、今子どもができていることや、頑張っている姿に注目して褒めることを意識しました。
・朝寝坊したとしても、「自分で起きてきたんだね」
・ご飯を全部食べられなくても、「よく食べてるね」
・全部片付けできてなくても、「ここまで片付けてくれたんだね」
このような小さな「できた」ことを言葉にして、「できているよ」と伝えてあげることで、”ママが見てくれている”という安心感を感じ、子どもは完璧でなくても、「僕これができてるんだ」と自覚して自信をつけることができます。
②結果ではなく、過程に注目する
絵を描いている時は、完成した絵やできた結果ではなく、取り組んでいる姿勢や過程に注目して声をかけることを意識しました。
「楽しそうに描いてるね」
「この色ステキだね」
「この発想おもしろいね」
完成した絵を「上手!」「すごい!」と褒めるのではなく、取り組んでいる最中に、私が感じたことをそのまま言葉にして伝えることを意識しました。
③ママの失敗を見せる姿が子どもの安心材料になる
繊細な子は、大人の態度や感情から多くを学びます。
だからこそ、ママ自身が「失敗しても大丈夫」という姿を見せることも大切です。
・失敗したら、「まぁいっか!次はがんばるぞ~」
・忘れ物をしたら、「忘れちゃった!次から気をつけよう」
ママの失敗した姿は隠さずにどんどん子どもに見せて、言葉にしていきましょう。
失敗しても落ち込まず、前向きに切り替える姿を見せることで、子どもも「失敗しても大丈夫」と感じられるようになります。

4.白黒思考が和らいだら、もっと得意を伸ばせるように
これらの対応を意識したことで、いつの間にか息子は「まぁいっか」と言えることが増えていきました。
思い通りにいかない時でも、「もうイヤ!」とすべてを投げ出してしまうことは、少しずつ減っていったのです。
小学生になった今でも、ひろくんは絵を描くことを楽しんでいます。休み時間には、お友達と一緒に絵を描きながら過ごすことも増えました。
お友達のママから、「ひろくんのおかげで、うちの子も絵が好きになったんです!」という嬉しい言葉までいただくことができました。
白黒思考は、生まれつきの性格ではなく、思考のクセのようなもの。
ママとの関わりの中で、少しずつ和らげていくことができます。
そして白黒思考が和らげば、失敗を過度に怖がらず、「やってみよう」とチャレンジできる心が育っていきます。

執筆者:にしやまともか
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