1.先生は気づかない“家での爆発”
我が家には小3の繊細な娘(通称:メイ)がいます。
外ではとっても明るくて、おしゃべり上手。
先生やお友達からは
「元気で優しい子です」
「問題ありません」
そう言われるいわゆる“いい子”で、特に気にしていませんでした。
小学校に入ってからは、時々嫌なことがあると、家に帰ってきてから文句を言い放ち、言い出すと怒り散らし収まらないことがありました。
年齢を重ねるごとに、家での爆発は激しくなっていきました。
「女子の関わりって難しいよね」
最初は、そう思うくらいでしたが、なぜ爆発が激しくなるのか気になる不安を抱えずにはいられませんでした。

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2.“いい子”の裏で始まった地獄の朝
小学2年生の冬。兄が不登校になってすぐ、朝の光景が今までとは違ったものになりました。
朝7時。
「学校行かないとダメなの?」
靴下がうまく履けない。
服が思うように脱げない。
思ったご飯がすぐ出てこない。
それだけで、
「うまくできない!ママのせい!」
「あーーーイライラしてきた!」
激しく泣き、暴れ、感情をぶつけてくる。
暴れる横にいてもヒートアップするので、落ち着くまで距離を取ろうと少し離れると
「なんで無視するの?!ママひどい!!」
泣きながら追いかけてきて、叩いてくる。
近づいてもダメ。 離れてもダメ。
私は、どうしてこんなに癇癪がひどいのか、本気でわからなくなっていました。

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3.「わがまま」だと思っていた私の大きな誤解
毎日正解が分からないまま悩み続け、子どもとの関わり方を模索する中で出会ったのが、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションの学びでした。
そこで家庭での関わり方や日常の声かけに目を向けていく視点に触れたことで、私自身の受け止め方が、少しずつ変わっていきました。
メイは外では“いい子”で、学校でも頑張っている。
兄が行っていなくても、それでも学校へ行く毎日。
兄妹といっても、この子は性格も違うし同じじゃないという想いと、二人とも不登校になったら私が困る…という想いが交錯していました。
私はずっと、メイの家での爆発は「甘え」や「わがまま」だと思っていましたが、学びを深めるにつれて違うことに気付かされました。
繊細な気質のある子には、特徴がありました。
・ひといちばい刺激に敏感で、周りの表情や言動から期待を察し、一生懸命応えようとする。
・その分、外で我慢を重ね、ストレスをため込んでしまう。
・安心できる家庭に戻った時、抑えていた感情が一気にあふれ出してしまう。
それが、あの癇癪という形の爆発でした。
癇癪の最中、感情を扱う脳は暴走し、理性は働いていない。
私が「落ち着くまで距離を取ろう」と離れたとき、「なんで無視するの?!」と追いかけてきて泣いて怒りながら叩いて暴れる。
親子の安心と信頼の土台が十分にたまっていない状態で受け入れてもらえないと、不安に支配されてしまう…。
追いかけてきたのは攻撃ではなく、“見捨てられたんじゃないかという不安”だったのです。
癇癪は「性格」や「わがまま」ではなく限界のサイン。
子どもの「助けて!」という心と脳のSOSだったのです。

4.心の土台を整える3つのポイント
癇癪に対してお母さんが反応して驚いたり、共感したり、怒ったりすることで、子どもは「癇癪を起こせばお母さんに注目してもらえる」と間違った学習をしてしまう。
だから、勇気を持って癇癪をスルーすることが大切だと学びました。
しかし、実際は違いました。
母に見捨てられた不安のように追いかけてきて爆発するし、 泣いて責められ懇願されると、離れることもできない。
私の離れるのか寄り添うのか一貫性のない中途半端な行動が、娘をより不安にさせていたのです。
どうしたらいいんだろう…。
そこで私は、まずは「安心をためること」が最優先なんだと気づきました。
・心と脳が元気になることでエネルギー不足を解消すること
・心の土台をつくること。
そこから始めようと決めました。
笑顔・ゆっくり・優しい声で接する
繊細な子は、言葉の内容よりも“表情や声のトーン”を先に感じ取ります。
だからこそ私は意識的に、
・いつも笑顔でいる(微笑む)
・会話の間を取る
・ゆっくり優しい声で話す
そんなふうに関わるようにしました。
笑顔で落ち着いた、ゆったりとした優しい声で接してあげると、ネガティブな感情を抱かず不安を解消することができます
それだけで、娘の表情が少しずつやわらいでいきました。
1ヶ月もすると、
・爆発時間が短くなり、それと共に泣いて暴れ叩く回数が減る。
・不満を言葉にする瞬間が増える。
・落ち着くまで離れても不安にならなくなる。
という変化が起きました。
癇癪がゼロになったわけではありませんが、脳が「安心」を学習し始めたのです。

メイが癇癪激減と共に、自分の気持ちを話せるようになった、癇癪が減った具体的なエピソードはこちらから読めます。


5.癇癪が減った先にあるママの変化
癇癪は、私を困らせるためのものではありませんでした。
限界まで頑張った心と脳の「助けて」だったのに、私はずっと“止めよう”としていたのです。
しかし必要だったのは、癇癪そのものを止めることではなく、安心を積み親子の安心と信頼の関係を築くことでした。
10ヶ月経った今、癇癪がゼロになったわけではありません。
今でも、迷い悩む日はあります。
それでも、私はもう娘を「わがままな子」とは思っていません。
爆発の裏にある「助けて」に目を向けられるようになったからです。
正そうとしていたのは、娘ではなく不安に支配されていた私でした。
私も、娘も発達の途中。正解より、不安の裏にある気持ちに目を向ける関わりを選び続けたい。
そう思えるようになったことが、私にとってのいちばんの変化でした。
メイの行動の裏にある気持ちに目を向けながら、安心の土台を積み重ねていきたいと思っています。

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執筆者:たかしまきわ
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