1.「鬼ごっこが怖い」繊細な子が参加できない
公園や保育園で他の子どもたちが鬼ごっこを楽しそうにしているのを見ると、自分の子にも参加してほしいと願うのは自然なことです。
しかし、幼児期の繊細な子にとって、鬼ごっこはただの遊びではなく、怖い体験になってしまうことがあります。
他の子どもたちが鬼ごっこを楽しんでいる中、わが子が「怖い」と参加できない姿を目にすると、親としてどうサポートするべきか悩む場面も少なくありません。

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2.鬼ごっこが怖い繊細な子の脳の特性
繊細な子の脳は、楽しいかどうかの前に「安心できる?」「大丈夫?」を強く確認しやすい特徴があります。
だから鬼ごっこで不安が強くなると、楽しむより先に、体も気持ちも止まりやすくなるのです。
また、繊細な子の脳は、感覚が鋭く、他の子どもたちよりも敏感に反応しやすくなっています。
鬼ごっこが怖い繊細な子は、特に「追いかけられるのが怖い」や「捕まったらどうしよう」「捕まえられないかもしれない」「どう動けばいいかわからない」といった不安を強く感じる特性があるのです。
このようなネガティブな感情が積み重なると、脳の行動や挑戦を抑制する機能である「心のブレーキ」が効きすぎてしまい、結果として「鬼ごっこ怖い」と参加できないのです。

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3.「鬼ごっこが怖い」と言っていた4歳の息子の変化
実際に私の4歳の息子翼(通称)も、「鬼ごっこ怖い」と参加できない子でした。
3か月もの間、習い事での鬼ごっこを避け続け、「こわいからイヤだ」と言い続けていました。
毎回「鬼ごっこ怖い」と言って拒否する姿を見て、親としてどう対応すべきか悩んでいました。
本来、走ることが大好きな翼なので、鬼ごっこも楽しんでほしいと思っていました。
そんな翼は、先日、一歩を踏み出し、鬼ごっこに参加することができたのです。

4.鬼ごっこが怖い繊細な子が安心して参加できた3つの関わり
では、「鬼ごっこが怖い」と参加できなかった翼が、どうして安心して参加できるようになったのでしょうか?
繊細な子が、鬼ごっこを怖がらずに参加するには、少しずつ「できた!」という感覚を積み重ねることが大切です。
ここでは、私が翼に実践した方法をご紹介しますね。
◆①観察から始める
まずは、他の子どもたちが鬼ごっこをしている様子を翼に観察させました。
これにより、遊びの流れを理解し、少しずつ「怖い」という気持ちを和らげていきました。
◆②安心できる場所での参加
次に「セーフゾーン」を作りました。鬼ごっこの途中で怖くなった時に、すぐに逃げ込める場所を設けたのです。
このような逃げ場があることで、鬼ごっこが怖い翼も安心して参加できるようになりました。
◆③短い時間からスタートする
いきなり長時間参加させるのではなく、最初は3秒だけ鬼ごっこに参加させました。
それができたら、次は5秒、10秒と少しずつ時間を延ばしていきました。
「鬼ごっこが怖い」と感じていた翼は、こうして少しずつ成功体験を積み重ねることで、「できた!」という自信がついていきました。
これが繊細な子にとって大きな自信となり、「次も挑戦してみよう」という気持ちを育むことに繋がったのです。

繊細な子は、脳に合った関わり方で、「怖い」気持ちがやわらぎ、安心して参加できるようになります。
ぜひ、この記事で紹介した関わりを取り入れて、鬼ごっこへの不安を少しずつやわらげてあげてくださいね。
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執筆者:まるやま あやか
発達科学コミュニケーショントレーナー





