1.遊びに夢中でお風呂に入らない繊細な子どもに困っていませんか?
「お風呂に入ろう」と繊細な子どもに声をかけても遊びに夢中で動かないことに困っていませんか?
何度声をかけても「わかった」と言うだけで、一向にお風呂に入る様子はなく、だんだんとお母さんもイライラしてしまいますよね。
「何回言ったら分かるの!」と怒ってしまうこともあるのではないでしょうか。
わが家には、4歳と小学2年生の繊細な息子がいます。
「お風呂に入ろう」と何度声をかけても返事がなかったり、「わかった」と言うだけで動かなかったり、「先にはいってて」と言うだけでいつまで待ってもお風呂に来ないなんてことが日常茶飯事です。
遊びに夢中な息子が、どうしたらお風呂にサッと入ってくれるのか、頭を悩ませていました。

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2.何回言っても動かない理由は脳に声が届いていないからだった
なぜ、何度言っても遊びに夢中で動けなかったのでしょうか?
幼児さんは、見通しを立てる力が成長途中なので、行動を切り替えることがそもそも苦手です。
そのため、遊びに夢中で何度言ってもお風呂に入らないということが起きるのです。

また、何回言っても声が届かないというのは、実はお母さんの声が繊細な子どもの脳に届いていないのです。
子どもに話しかける時、第一声が指示などの否定的な言葉の場合、「聞きたくないな」と脳は聞く耳を閉じてしまいます。
耳には聞こえているかもしれないけれども、脳に言葉が届いていないので、何回言っても動かないのです。
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3.子どもがサッと動く心と脳に届くママの声かけ
子どもがサッと動く心と脳に届くママの声かけについてお伝えしていきますね。
まずは、できるだけ子どもに近づいて穏やかな表情、穏やかな声で「〇〇くん」と名前を呼びます。
なぜなら、遠くから声をかけると、大きな声になってしまい、他人の感情に敏感に反応できる繊細幼児さんには怒っているように聞こえてしまい、聞く耳を閉じてしまうからです。
もし、それでも遊びに夢中になっている場合は、肩をトントンしてこちらに注目させましょう。
このように、近くで穏やかな表情と穏やかな声で声をかけると、「なぁにおかあさん」と聞く耳を開いてくれました。
脳は楽しいことが好きで行動したくなる特性があります。
「動物になりきってお風呂まで競争しよう!」と声をかけました。
すると、息子2人は一瞬で遊んでいた手を止め、
「俺はチーター」
「ぼくはサイ」
「私はウサギ」
と口々に発し、5秒でスタートしました!
お風呂についた後も喧嘩になることなく、「明日は何の動物にしようかな〜」と話しながら楽しくお風呂に入ることができました。

このような心と脳に届く声かけで、遊びに夢中で何回言ってもお風呂に入らない繊細な子ども、サッと動けるようになりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
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執筆者:まるやま あやか
発達科学コミュニケーショントレーナー





