今回は、発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)を受講した受講生 Kさん(年少 男の子のママ)の講座スタート3か月後の嬉しい成長をご紹介します。
◆子どものことを理解できたからイライラも減った
1)発コミュを学んで、ご自身の考え方・感情の変化や行動の変化を教えてください。
こうすると園の先生的にはどうなんだろう?他の子はどうしてるんだろう?などなど、今まで周りの目を気にすることが多かったと気が付きました。
「泣いても嫌がっても登園させないと」「嫌だからと休んでいてはくせになってしまう」と思い、休ませるには勇気が必要でした。
まだまだ足りていませんが、その時その時の子どもの状態を見て、どうするのが適切なのかを冷静に判断できるように変化してきていると思います。
どうしてこんなことするんだろう、なんで聞こえてるのに知らないふりするの、と本気で思っていたのが、脳の仕組みを知らないことで自分が子どものことを理解していなかったのだと知り、もっと早く知っていればあんなに怒らず済んだのに、しつこく大きな声で呼ばずに済んだのに、と思います。
理解できれば何なんだろうとイライラすることも減り、それが夫にも伝染して、ふたりとも怒る習慣がなくなると過ごしやすくもなりました。
一つひとつの成長が本当にうれしく、自分が前向きでいられる時間も増えました。
◆発コミュの学びが自分のすべての考え方にプラスになった
2)ご自身にとって、発コミュのどのような点が役立ちましたか?
まずは肯定を続けて心の土台を整えて、その上で行動できるようにしたりチャレンジさせたりするという発コミュのステップが、自分の全ての考え方に影響してくるほど、私にとって画期的なものでした。
◆前向きな行動や発言が出るようになってきた
3)発コミュを学んで、お子さんの変化を詳細にお書きください。
・学んで1週間で、でかけた先からスムーズに帰ってくることができるようになりました。
帰り途中で電車を見れば何本も往来を見てから帰る、乗ると言って聞かない時がほんとんど。習い事の教室ではレッスン後に待合室のおもちゃや絵本に夢中になってなかなか帰れず、出先から帰る時は泣きながら引っ張られるように帰ってくることが当たり前でした。
それが、「みかん買ったからおうちで食べる?」と言ってみた一言で、「うん帰る」、とホームに行かず、電車を見ずにそのまま帰ることができました。
・家でも外でも「おいでー!」と言って来ることはほぼ皆無、外では特に困っていましたが、1ヶ月ほどでそれもなくなり、すんなりきてくれるようになりました。
・次の行動に移れるようになってきたので寝る前のルーティンも整ってきて、寝室に行く時間も早まりました。テレビもごはんまで、お風呂までの約束で終われるようになりました。
・はじめてのものは絶対に食べなかったのが、一口食べてみたら?に応じるようになり、食べてみる、と言うようになりました。
・ボーダーの洋服しか着なかったのが、他にも着られるものが増えました。
・弟とおもちゃの貸し借りができるようになってきました。
・ありがとう、ごめんねが自然と会話の中で言えるようになってきました。
・自分の気持ち(どう思った、うれしい!たのしい!など)を話すようになってきました。
・登園しぶりが少なくなってきて、泣かずに行けない日はなかった特定の曜日に初めて涙なしで行くことができました。
執筆者:むらかみりりか
発達科学コミュニケーションマスタートレーナー