繊細な子は小学生で不登校になりやすい?!不安が強い子が笑顔で過ごせる脳の安心の作り方

小学生で不安が強い子は、どうやったら不安がやわらぐのか…声かけや対応に悩むことはありませんか。小さなきっかけで不安がどんどん膨らんでしまう、繊細で不安の強い子が、緊張を解いて笑顔で過ごせるようになった、家庭でできる「安心」の作り方を紹介します。

1.不安と緊張で完全不登校になった小3の夏

 

我が家の長男はるま(当時小学5年生)は、お友達の何気ない冗談を真に受けて傷ついてしまう繊細で不安が強い子です。

 

小学生になってからは“不安が強い子”という一面はどんどん大きくなっていくように感じられ、「他の子が怒られてたらじぶんも怖くなるんだよね」と口にし、「ルール通りに生活しなきゃ」と緊張している様子もありました。

 

ストレスからか行き渋りが続き、小学3年生の7月からは完全不登校に。


最初は「行かなくていい」という安心があったものの、すぐに「学校に行けてなくて大丈夫かな」という新たな不安が顔を出したのです。


 

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2.性格だから仕方ない?家で過ごしても膨らむ不安感

 

「心を壊してまで行く必要はないんだよ」
「学校に行っていなくても、人に対する優しさっていう大切なものをはるまは持っているから大丈夫だよ」

 

いくら「大丈夫」と声をかけても、その不安が消えることはなく、 はるまの中にある“不安のコップ”は、いつだってあと一滴の不安であふれてしまうように見えました。

 

「どうしたらはるまは安心できるんだろう?」
「どうしたら小学生で不安が強い子の気持ちは落ち着くんだろう?」

 

毎日考えてはみるものの「学校に行かなきゃ」というプレッシャーは与えていない。

「学校に行かなくても大丈夫」な理由を具体的に伝えている。

 

「これ以上何ができるんだろう・・・」

約2年間、不安と隣り合わせの毎日を過ごすうちに、わたしの中でも「性格だからずっとこのままなのかな・・・」という思いが色濃くなっていきました。

 

 

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3.小学生で不安が強い子のキャッチする不安スイッチ

 

不登校生活も丸2年が過ぎ、はるまはもうすぐ小学6年生

そんな時に出会ったのが、お家で脳を育てる発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)のトレーナー、むらかみりりかさんでした。

 

お家で親の声かけを変えるだけで、繊細な子が不安を訴えなくなるということを、脳科学に基づいて教えてもらいました。

 

「わたしが声かけを変えることではるまがラクになるなら!!」と、すぐに発コミュを学ぶことを決意したのです。

 

繊細な子は不安をキャッチしやすい脳の特性があります。

 

そのため、母親がバタバタと作業しているだけでも、真顔で食器を洗っているだけでも、脳のセンサーがそれをキャッチして「怒っているのかな」と不安が膨らむということを学びました。

 

丸1日家で過ごしているはるまと、在宅ワークの多いわたし。

 

すぐに仕事に戻りたくて慌ただしく掃除をしたり、真顔でもくもくと食器を洗ったりしていることがすぐに頭に浮かんで、ハッとしました。(しかも、はるまの定位置は洗い場の正面!)


わたしは知らず知らずのうちに、はるまの不安センサーを刺激していたのです。


 

4.1ヶ月で変化した「脳の安心」の作り方

 

すぐに、わたしの行動を変えようと決めました。
具体的にやったことは、次の3つです。

 

①バタバタしそうなときは前もって状況を伝える

 

バタバタしないよう意識するのはもちろんですが、家事も仕事もある毎日。


急いで家事をしたい時もあるので、そんな時は前もって状況を伝えるようにしました。

 

「〇時までに仕事に戻らなきゃだから、ザッと掃除しちゃうね」

 

たったそれだけの声かけで、わたしが急いでいる時にはるまが不安そうな顔をすることがなくなりました。

 

②家事をする時に鼻歌を歌う

 

食器洗いや食事の準備をする時は、つい考え事をして真顔になってしまうため、真顔にならずかつご機嫌を演出できるよう、鼻歌を歌うようにしました。

 

③目があった時に「やっほー」とニッコリ

 

はるまと目が合ったときは「やっほー!」と手を振ること。

 

すると、はるまも「やっほー!」と笑顔で返してくれて、わたしより先にニコッと笑って「やっほー」と手を振ってくれることも増えていきました。

 

気が付けば3ヶ月が経つ頃には、学校に行けていないことを含む様々な不安を訴えることがほぼゼロになっていたのです。


時々「大丈夫かな~」とつぶやくことはあっても、パニックになることはなく、はるまの中に“安心の土台”ができてきたのを感じました。

 

5.ママが育てた安心の土台、笑顔で過ごす穏やかな毎日 

 

今では、はるまが笑顔で手を振り返してくれるたびに、「ああ、脳が安心しているんだな」と感じられます。

 

親の表情ひとつ、声のトーンひとつで、繊細な子の不安感は変わる。

 

小学生になってから増す一方だった“不安が強い子”という印象も薄らいできてわたしの声かけや表情を少し変えるだけで、不安を安心に変えられたことを実感しています。

 

不安の強い子を育てているママはきっと、お子さんが不安を感じていることを敏感にキャッチしていると思います。

 

お子さんが不安そうな表情をしている時、「急いでバタバタしてないかな?」「もしかして真顔かも?」と、この記事を参考にしてみてくださいね。

 

 

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執筆者:みやざわちひろ
発達科学コミュニケーション

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