1.なかなかゲームがやめられない繊細な子
「早くやめなさい!」
「いつまでやってるの?」
ゲームに夢中なわが子を見ていると、イライラしてしまうこともありますよね。
わが家の小学1年生の繊細な息子・ひろくんもゲームが大好きで、ゲームがやめられず、お風呂やご飯が遅れることもよくありました。
そんな姿を見てイライラした私は、
「ゲームやめないとおやつ無しだよ!」
「やめないなら明日からゲーム禁止だよ!」
となんとかやめさせようと必死に声をかけていました。
しかし無理やりやめさせることはできても、ひろくんもイライラして、親子で疲れてしまうばかりでした。

その背景には、私が知らなかった“脳の仕組み”がありました。
この記事では、私自身の子育ての経験に加え、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションをもとに、家庭での親子の関わり方や日常の声かけを通して、少しずつ変化していく様子をお伝えしていきます。
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2.子どもがゲームをやめられないのは脳の仕組み
ゲームがやめられないのは、わがままだからでも、甘えているからでもありません。
子どもの脳はまだ、「ここでやめよう」と気持ちを切り替える力が発達途中です。
ゲームは、BGM・映像・新たな展開など、次々と新しい刺激が入り、脳の中で「楽しい」「もっとやりたい」と夢中になりやすいものです。
さらに、繊細な子は刺激を強く受け取りやすいため、楽しいことへの集中も深くなりやすく、「やめたいけどやめられない」という状態になりやすい特徴があります。
だからこそゲームをやめるときは、私たちが思う以上にエネルギーが必要になるのです。
そこに「早くやめなさい」と強い言葉が入ると、脳は今の楽しい状態を守ろうとして、余計にゲームにしがみついてしまうことがあります。

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3.やめさせるより、切り替えやすい状態をつくる
この章では、ゲームばかりの息子の切り替えがスムーズになった3つの声かけをご紹介しますね。
①聞く耳を開く
ゲームに没頭していると、こちらの声が届かないこともあります。隣に座ったり、少しだけ視界に入ったりして、その上でやさしく名前を呼びます。
「なあに?」と返事が返ってきたら聞く耳が開いた証拠。ここから会話をスタートします。
②ゲームに興味を示す
息子がやっているゲームについて話をして、興味を持っていることを伝えます。
「おもしろそうだね」
「このキャラクターかわいいね!」
もしかしたらゲームに対して嫌悪感を感じている方もいるかもしれませんが、これはゲームを無理に肯定するためではなく、子どもの”楽しい”という気持ちにフォーカスするイメージです。
自分の好きなことを認めてもらえると、子どもは安心を感じ、次の話も入りやすくなります。
③「少し先の楽しみ」を提示することで動きやすくなる
「〇時になったらおやつ食べようか」
「ゲームが終わったら一緒に〇〇して遊ぼうか」など
やめさせるのではなく、次の楽しみを予測させることで、脳は前向きに動きやすくなります。
「やめないと〇〇なしだよ」ではなく、「やめたら〇〇しよう」とより子どもが選びやすくなるような声かけをすることがポイントです。
こうした関わりは、楽しい状態にある脳を急に止めるのではなく、少しずつ行動を切り替えるためのサポートになります。

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4.自分で切り替える力は育てられる
「どうやってやめさせるか」ばかり考えていた頃は、ひろくんとぶつかることが増えていました。
ゲームをやめられないことが問題で、やめさせることがゴールになっていたのです。
けれど、「どうしたら切り替えやすい状態をつくれるか」という視点を持てるようになってから私の声かけは少しずつ変わっていきました。
すると1か月もしないうちに、ひろくんは少しずつ切り替えがスムーズになり、「ここまでやったらやめるね」と自分から区切りをつけてゲームを終えられるようになりました。
もちろんうまくいかない時もあります。
そのたびに、「今は切り替えが難しい状態なんだな」と、落ち着いて見られるようになりました。
繊細な子にとって、切り替えができないことは「やる気がない」のではなく、まだうまくコントロールできない脳の状態です。
だからこそ、やめさせることよりも、切り替えやすい状態を整えていくことが大切だと感じています。
そうした関わりを積み重ねることで、子どもは少しずつ自分で気持ちを整え、次へ進む力を育てていきます。

執筆者:にしやまともか
発達科学コミュニケーショントレーナー





