1.好きなのに習い事に踏み出せない繊細な子
我が家には、繊細な小1の娘(通称:はーちゃん)がいます。
繊細なはーちゃんにとって、外の世界は刺激がいっぱい。
初めてのことは苦手、人前に出るのは苦手、挨拶も苦手、苦手なことがたくさんあります。
好きなように過ごせる安心安全な家にいたがることが多いです。
はーちゃんは、ピアノを弾くのが大好き。
好きなことは伸ばしてあげたいなと思い、ピアノの習い事に誘ってみると、
「習いたくない。家で自分の好きなように弾くだけでいい。」
と答えます。
「繊細だから仕方ないのかな。」
「どうしたらもっと楽に外の世界にも挑戦できるんだろう。」
と、もったいなく思う気持ちでいっぱいでした。

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2.繊細な子が習い事に踏み出せない理由と対応
繊細な子が習い事に踏み出せない場合、心と脳が安心で満たされていないことが理由のひとつとして考えられます。
なぜなら、安心できないとき、子どもは自分を守ることにエネルギーを使うためです。
いくら好きなことであっても、心と脳が安心で満たされていないと、外の世界である習い事で挑戦しようという気持ちは湧いてこないのです。
では、なぜ繊細な子が安心で満たされておらず、どうすれば安心で満たすことができるのでしょうか。
繊細な子は、ママの言葉だけでなく、表情や声色、醸し出す雰囲気を敏感にキャッチする超敏感センサーを持っています。
また、認めるなどの「肯定」は、こちらが思っているよりも伝わらないなど目減りして受け取り、注意するなどの「否定」はこちらが思っている以上に割増で受け取ります。
「肯定:否定=10:0」の関わりにすることで、心と脳を安心で満たすことができます。

はーちゃんは三姉妹の末っ子なのですが、はーちゃんが生まれてまもなく、長女の不登校・付き添い登校が始まり、次女も登園渋りがあったり不登校になったり、さらには長女がひきこもりになったりと、さまざまな困りごとを抱えた子育てをしてきました。
繊細なはーちゃんは、子どもたちの将来を不安に思い自分の子育てに自信をなくしている私の気持ちを敏感にキャッチし、安心できない状態でいたのです。
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3.安心を積み重ねる接し方で変化した娘
まず安心を満たすことを大切にし、その土台づくりとして「肯定:否定=10:0」の関わりを意識しました。
特に注力した2つのポイントをお伝えしますね。
①否定の注目をやめる
はーちゃんの安心を増やすために、まず見直したのは、毎日の中で一番ぶつかりやすかったYouTubeの時間でした。
これまで “悪者” のように捉えていたYouTube時間を、否定せず、会話のきっかけとして興味を向ける関わりに変えました。
視力や脳への影響は気になりましたが、やめるタイミングを自分で決めてもらうなど、切り替えのお手伝いをしました。
ただ、行動を変えるだけでは足りません。
私自身の「どうしてうちはこんなに困りごとが多いの?」という焦りや不安も、安心を削る要因だったからです。
その不安な気持ちは、学び始めて同じような悩みを抱えた親子の変化に触れることで、「この子育ての軸を信じていれば大丈夫」という気持ちになり、しだいに手放せるようになりました。
②安心を積み重ねる肯定
日中は、目が合ったら微笑み、「見てるよ」のサインを送りました。
学び始めて数ヶ月は、当たり前にしている行動や、してほしい行動があったときに言葉で伝える実況中継の肯定をしていましたが、「褒められるのはいやなの!」と実況中継すら褒めと感じて嫌がることがありました。
そんなはーちゃんには、無言で微笑む空気感だけの肯定が合うということがわかりました。
逆に「どうだった??」と聞いてくるときには、「こんなところがママ好きだったよ!ピアノ聴かせてくれてありがとう!」と評価につながらない感想を伝えました。
夜寝るときには、いちばん喜ぶ「ママのところに生まれてくれてありがとう」を伝え、幸せな気持ちで眠れるようにしました。
◆接し方を変えてからの変化
そんな接し方を続け、安心を積み重ねること9ヶ月。
はーちゃんが1年生の夏休みのことです。
「わたし、この曲を発表会で弾きたいからピアノ習いたい!」
と言い出しました。
習いたいと言い出しただけでも驚きだったのに、「発表会に出たいから習いたい!」という言葉にとてもびっくりしました。
はーちゃんは人前に出て注目されるのが大の苦手で、幼稚園の運動会や発表会が大嫌いだったからです。
さっそく体験レッスンに行ったはーちゃんは、迷わず「楽しかった!習いたい!」とニコニコの笑顔でやる気まんまんにレッスンに通うことを決めました。

4.やりたいことにどんどん挑戦してほしい
繊細な子が挑戦できないのは、能力が足りないからでも、甘えているからでもありません。
心と脳の安心が足りなかったのです。
まず必要なのは安心を満たすことでした。
繊細な子が安心で満たされ好きな習い事を「やりたい」と言えるようになるには、
①否定の注目をやめる
②安心の関わりを積み重ねる
この2つが大切です。
ここまでお伝えしてきた関わりは、発達科学コミュニケーションの学びを土台にしています。
発達科学コミュニケーションでは、脳科学・心理学・教育学をベースに、家庭での関わり方や日常の声かけを変えていくことで、家庭の中で子どもの自信・意欲・行動力を育てていきます。
脳は好きなことをしているときに成長します。
好きなことにはどんどん挑戦してほしいですよね。
関わりを変えて外の世界へ挑戦できるようになったはーちゃんは、その後、次女が習っている空手にも興味を持ち「わたしも習いたい!」と空手も始めました。
さらに、フィギュアスケートのアニメを見れば「スケートしてみたい!」、バイオリンの演奏を見れば「弾いてみたい!」、陶芸を知れば「ろくろを回してみたい!」と、どんどん興味の幅が広がり、「やりたい」が止まらなくなっています。
一時は無気力のように見え、何を誘っても「やりたくない」と言っていたはーちゃん。
けれど、安心が満ちたとき、子どもの「やりたい」は自然にあふれてくるのだと教えてくれました。
子どもが安心していられる関わりを大切にしながら、これからもキラキラ輝く目で、たくさんの「やりたい」に挑戦してほしいと思っています。

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執筆者:たにぐちいろは
発達科学コミュニケーショントレーナー





