園生活、学校生活による疲れやストレスが減る長期休みは、HSCタイプの繊細な子どもたちが落ち着きやすい時ですが、実はそのまま何もせずに休みを過ごしていても新学期の行き渋りはなくなりません。新学期に笑顔で「いってきます!」ができるようになるには、お休み中に根本解決に繋がる対応をとっていきましょう!
1.1学期の不安は2学期に持ち越されます!
いよいよ夏休みですね!もうほとんどの学校が夏休みに入っていることと思います。
1学期にやっと慣れてきて、夏休みというゴールが見えてきた繊細な子どもたちも、なんとか1学期を乗り越え終了することができたのではないでしょうか?
そこで質問です!お子さんは1学期中
・園や学校に笑顔で行っていましたか?
・笑顔で「ただいま」を言っていましたか?
子どもの笑顔はココロのバロメーターになります。表情が曇っていたお子さんは学校へ行くハードルが少し高いことが予想されますね。
実は、夏休み前から行き渋りが見られていたお子さんは、
行き渋り→母子登校→不登校…
と学校から離れる期間が少しずつ長期化していくことがわかっています。
1学期中に学校へ行くことを楽しめなかったお子さんは、夏休みは学校へ行かないことで今の時点では少しホッとしているかもしれませんが、8月下旬頃からは「学校どうしよう…」「行きたくないな…」という気持ちがふつふつと沸いてきます。
新学期目前に不安にさせたり憂うつな気持ちにさせてしまうのか、それとも「学校楽しみ!」と思えるようになるのかは、長期休み中のママとの関わり方次第!と言っても過言ではありません!
そうは言っても、じゃあどうやって子どもと関わっていったらいいの?!と、そんな疑問をお持ちになると思います。
心配ありません!次でその説明をしていきますね。
2.繊細な子どもの心と脳に合わせたコミュニケーションの必要性
実は、私の息子も小学校1年生の時、
「がっこうだいきらい!」
「ぜったいいかない!」
と言いながら夏休みに突入しましたが、発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)での学びを夏休み中に徹底して実践することで、2学期は息子を元気に登校させることができました。
脳科学に基づくコミュニケーションの法則を学ぶと、今まで良かれと思っていた親子の関わりが逆効果だったり、目から鱗の学びがたくさんありました。
「やりたい!」「できるかも!」という心と脳のコンディションで子どもが自分から行動していることが脳にとってはとっても大事であったり。
脳は楽しいことが大好き!!で、イヤイヤ行動したり誰かの指示で行動していても脳は伸びなかったり。
そして残念ながら、今までの「しつけ子育て」も流行りの「褒める子育て」も、繊細な子どもには合わない!ということにも気付きました。
400人以上の繊細な子どもの心と脳のタイプを分析した結果、子ども達が教えてくれたのは(ココロファインダ―分析)、今までの子育ての当たり前を継続しても、自信もやる気も育たず、自分から行動する力も育たず、指示待ち人間が育ち、無気力状態の子どもが育ち、集団生活がはじまるとママべったりになり外では自分の力を発揮できないということでした。
今では、繊細な子どもの脳タイプ専用のペアレントトレーニングを開発することができました。
そして、ペアレントトレーニングには欠かせない「ココロファインダー」という子どもひとりひとりの心と脳のタイプ分析をして、お子さんの現在地を確認し、この先どのようなところを伸ばしていったらいいのかなどの作戦をママと私で一緒に立てていきます。
そして、わが子の心と脳のタイプに合った親子のコミュニケーションで
「できるかも!」
「大丈夫かも!」
「やってみよう!」
と思える心の力と自分から行動する力を伸ばし、お家はもちろん外での集団生活をラクに楽しくするための土台を作ります!
実際に私の行っているペアレントトレーニングの生徒さんから、とても嬉しい報告がありましたのでそちらを紹介していきたいと思います。
3.ペアトレ生徒さんの小学校入学した息子くんの変化・成長
Aさんは息子さんが年長の3月の春休み前にペアレントトレーニングを開始しました。
小学校生活をとってもとっても心配されていましたが、小学校入学後は「学校楽しい!」とお友だちと過ごせているという報告を頂きました。
どのような変化が息子くんに起きていたのか、ここでAさんからの報告内容を紹介しますね。
♦①好きなお友達がいるんだよ
Aさん『息子が「学校に大好きなお友達がいるんだ」と教えてくれました。
幼稚園の時は1人で遊ぶことが多く好きな子はいても、自分から「遊んだんだ!」と嬉しそうに教えてくれることはなかったので息子の発言に驚きました!
学校に迎えに行った時に、お友達から「〇〇くん遊んでくれてありがとう!また鬼ごっこしようね!」と話しかけられて喜んでいる息子を目の当たりにし、とても嬉しい気持ちになりました。
登校前に「学校でお友達とたくさん遊んで楽しんでおいでね!」と伝えると「学校楽しい!休み時間が好き!」と教えてくれました。発コミュを始めて本当に変わってきました。』
幼稚園時代は自分からお友達の中に入っていくことが難しかった息子くんですが、自分から積極的にお友達との関わりを持とうとしているのが伝わってきますね。
♦②息子が素直になった
Aさん『1番の変化は、とても素直になったこと!です。本当に話をよく聞いてくれるようになりました。聞いてスッと動くことが増えていて家族で驚いています。
声かけで耳が動くとこんなに違うんですね。
もし3月にりりかさんに出会ってなかったら…と思うと今頃どうなっていたんだろうとゾッとします。本当に会えて良かったです!いつもありがとうございます。』
1番の変化は息子くんに「素直さ」が戻ったこと!聞く耳が育つと子どもに素直さが戻るのはペアトレをしていると本当にすぐに実感できる変化です。
♦③パパも効果を実感!
そしてそして、何よりも嬉しいのがママだけでなくパパもペアトレの効果を実感していること!Aさんは以下のように語ってくれています。
Aさん『りりかさんの言う通りです!新学期が始まる前にココロ科学ラボで学び始め、すぐに対応ができて本当に良かった!と思いました。
主人とペアトレをやっていなかったら今頃どうなっていたかな…学校は楽しく行けていないだろうね…私はガミガミイライラママ継続…お互いにストレスは貯まるばかり…想像しただけで恐ろしい…と話していました。』
ペアトレを実践していたAさんだけでなく、傍で見ていたパパにもペアトレの効果がハッキリと分かるほど息子くんの成長が著しかったというのがよく分かりました。
Aさんは長期休暇の前であり、尚且つちょうど新学期に入る前のタイミングで、ペアトレを一緒に開始し対応をはじめられてよかった…と本当に思います。
休み期間に子どもに「やりたい!」「できるかも!」という経験をたくさんさせることで自信がつき、生きるチカラが沸いてくるのですが、Aさんの息子くんは見事にそれを体得しているからこそ、学校でそのチカラを発揮できるようになったのではないかと思います。
4.長期休暇・お休みの日はペアトレ強化タイムです!
夏休みをあけたら「鬼門」とも言われる2学期!です。大人も長期休み明けは、「イヤだな…」と憂鬱になったり、動きだすのに多くのエネルギーを要しませんか?
お休み中の親子時間でどれだけ成長できるかで、「いってきます!」する時のお子さんの表情が不安いっぱいになるのか?笑顔も見られるようになるのか?
はたまた学校という外の世界に戻れなくなるのか?それとも勢いよく外の世界に出ていくのか?が決まってきます。
親子時間は成長の大きなチャンス!子どもの未来を変えることができますよ。
お子さんの行き渋りを根本解決したい!と思っているママは、繊細っ子の脳タイプ専用ペアレントトレーニング体験会へいらしてくださいね。
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執筆者:むらかみりりか
繊細っ子の脳を育てるココロ科学ラボ代表
発達科学コミュニケーションマスタートレーナー
繊細っ子の脳を育てるココロ科学ラボ代表
発達科学コミュニケーションマスタートレーナー