【偏食・野菜嫌い克服】繊細な子が「食べる!」に変わる!ママのお手伝い大作戦

監修: むらかみりりか
発達科学コミュニケーション マスタートレーナー

偏食で野菜を嫌がる子どもに困っていませんか?夕食づくりをきっかけに「たべてみる!」と一口食べることができた、不安を安心に変え自信をつける親子の関わり方、「お手伝い大作戦」をご紹介します。

1.偏食で野菜を嫌がる子どもに悩んだ毎日

 

当時年少だった我が家の息子アサヒは、ママと離れるのが不安な、少し怖がりで繊細な一人っ子です。

 

「野菜はイヤ!」「この野菜とって!」と、緑色のものや何が入っているかわからない料理には一切手をつけず、お肉ばかり食べていました。

 

偏食の子どもの栄養面が心配で、「これおいしいよ」「一口食べてごらん」と頑張れば頑張るほど、食卓の雰囲気はどんより…。

 

私自身も「このままずっと偏食だったらどうしよう」と不安でいっぱいでした。

 

せっかく頑張って作っても、どうせお肉とご飯しか食べてくれない…と、料理へのやる気をなくしていました。

 

偏食の子どもの問題って、親にとっては思っている以上に悩ましい問題ですよね。

 

 

 

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2.「ありがとう」が行動力を引き出す魔法の言葉

 

入園以来、子どもが初めてのことが苦手で分離不安や偏食に悩んでいた私は、繊細な子の心と脳を強くする関わり方を教えているむらかみりりかさんを見つけました。

 

そこで、おうちで脳を育てる「発達科学コミュニケーション」というメソッドを知り、「アサヒへの対応に迷わなくなるかも!」「アサヒがいろんなことに挑戦できるようになるかも!」と受講を決意したのです。

 

学びの中で印象的だったのは、子どもはママの「ありがとう」「助かったよ」の言葉が大好きだということ。

 

ママが喜んでいると感じると、「自分の行動に意味があった」と理解し、子どもの行動力が引き出されていくのです。

 

お手伝いを通して「ママに必要とされている」と感じることは、子どもにとって心の安心につながります。

 

また、繊細なアサヒは、見た目やにおい、食感に敏感で、“何が入っているかわからない”料理をとても怖がっていたことを知ったのです。

 

そこで私は、夕食づくりのお手伝いを通じて、何がどんなふうに入っているかわかるように、不安を安心に変えていこうと思いました。

 

さらに、お手伝いで「ママに必要とされている」ことが自信にもつながり、まさに一石二鳥だと感じたのです。

 

 

 

 

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3.きっかけは“夕食づくりのお手伝い”だった

 

ある日の夕方、私はこう声をかけてみました。

 

「お手伝いしてほしいことがあるんだけど、アスパラにアサヒの大好きなベーコンを巻き巻きしてくれない?」すると「うん!やる!」と即答。

 

アスパラを折って水で洗ったり、ベーコンを巻いたり。

 

ちょっと形が崩れても、そのことには注目せず「巻けてるね!」「いいよ〜その調子!」と声をかけて、「できた!」を実感できるようにしました。

 

夕食の準備が終わると「アサヒが作った!」という満足げな顔と、私の「ママ、助かったよ!ありがとう!」の言葉にちょっぴり照れたような笑顔がとても印象的でした。

 

夕飯の時間。

テーブルに並んだアスパラのベーコン巻きを見て、「アサヒが巻いてくれたから、すごくおいしそうになったね」と伝えると、「食べてみる?」の一言に、固まるアサヒ。

 

私が先に一口食べて「うわ〜アスパラ柔らか〜い!これめちゃくちゃおいしい!」とリアクションすると、「たべてみる!」と言って、ベーコンの端を持ってパクッ!

 

もぐもぐしながら、親指でグッドサイン!

 

「明日のお弁当に入れてもいいよ!」という言葉まで飛び出しました。

 

「自分で作った」という経験が自信につながり、アサヒの不安を小さくしたのだと思います。

 

偏食の子どもにとって、「自分が作った」という自信が挑戦する勇気をくれんだと感じました。

 

そして翌日も、「今日もお手伝いする?」とやる気いっぱいの姿がありました。

 

 

 

4.偏食は心の安心とつながっていた

 

普段は絶対に食べない緑の野菜を食べられたのは、「中身がわかっている」「自分が作った」という安心感があったからこそでした。

 

以前は「どうしたら食べてくれるの?」と悩んでいた私も、今では「どうすれば安心して関われるか」を考えるようになりました。

 

「ちゃんと食べさせなきゃ」ではなく、「今できることを一緒に楽しもう」という視点が持てるようになって、私自身の気持ちも、食卓の雰囲気も明るくなったのです。

 

“食べる”ということは、ただ栄養をとるだけでなく、子どもの「できた」という気持ちを育てる親子の関わりのひとつだったのだと、心から実感しています。

 

 

 

 

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執筆者:高橋 りえ

発達科学コミュニケーション

監修: むらかみりりか
(『HSC繊細な子の育て方がわかる!ペアレントトレーニング』著者)

準拠理論:
本記事は発達科学コミュニケーションに基づき執筆されています


この記事を書いた人
高橋りえ

発達科学コミュニケーションアンバサダー

息子が年少の頃、行き渋りや癇癪、初めてのことへの強い不安、物への苦手意識、感覚過敏などに悩み、親子で苦しい毎日を過ごしていました。

「どうしていつも不安そうなんだろう」
「どうしてうちの子だけ、挑戦しないんだろう」

試行錯誤を続ける中で出会ったのが、発達科学コミュニケーションです。

子どもを変えようとするのではなく、脳の発達に合わせて親の関わり方を変えていくことで、息子は少しずつ自分で考え、自分で選び、一歩踏み出せるようになりました。

現在も、小学校生活の中で起こるさまざまな壁と向き合いながら、
脳の発達に合わせた関わりを実践しています。

私の記事では、繊細な子を育てる親として実際に経験したこと、「今日から試してみよう」と思える関わり方をお届けしています。

同じように悩む親御さんが、「うちの子にもできるかもしれない」と希望を持つきっかけになれたら嬉しいです。

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