宿題にやる気が出ない繊細な子が自分から動く!「ご褒美」の正しい使い方

「モノでつるのは良くない」と思っていませんか?実は私も抵抗がありました。「ご褒美のためにしか動かない子になりそう」と心配していたから。しかし、脳のしくみを学んで「ご褒美」と正しく付き合っていけば、心配無用です!やらないなんてもったいない!わが家の「ご褒美大作戦」をご紹介します。

1.「宿題まだ?」イライラの毎日

 

我が家のマイペースなりゅうくん(当時小2)は、宿題が大の苦手。

 

「今日の宿題簡単だよ~」と言っても「あとで~」ばかり。

 

やってしまえば10分程度で終わるプリントも、始めるまでに30分~1時間と時間が過ぎていきます。

 

なかなかやる気が出ない息子に、私は毎日イライラをつのらせていました。

 

 

宿題に限らず、新しいことをやるのも苦手、初めての場所に行くのも億劫、そんなりゅう君を何とか前向きに動ける子にしたい!と思っていた私は、1か月ほど前から「発達科学コミュニケーション」を学び始めていました。

 

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2.「ご褒美」の力を知るほど大きくなる不安

 

『発達科学コミュニケーション(以下発コミュ)』とは、脳科学に基づいたペアレントトレーニング。

 

その中でも「繊細な子の心と脳を強くする親子の関わりを専門に教えている、むらかみりりかさんから学び始めていました。

 

そこで学んだのは、脳は「ご褒美」が大好きなので、ご褒美があれば喜んで指令を出してくれる

 

その指令で子どもが行動できるようになるので、「〇〇出来たら▲▲あげるよ」というやり取りが、やる気が出ない子には効果的だというのです。

 

しかし、その時の私は「ご褒美もらえないなら宿題やらない!」というりゅう君の姿を想像していまい、「ご褒美がどんどん高価なものになったり、ご褒美がないと動けない子になるのではないか?」という心配から、なかなか「ご褒美作戦」を始められないでいました。

 

 

 

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3.ご褒美作戦は「肯定」とセットで!

 

学ぶ中で、ご褒美作戦の正しい使い方を知りました。

 

それは、ご褒美を与えるだけではなく「肯定」とセットにすること。

 

「肯定」とは、すごい!えらい!と結果をほめることではありません。

 

やり始めたこと、頑張っている過程を認めて伝えること

 

例えば、「今日の宿題終わったら大好きなお菓子を一緒に食べよう!」とご褒美を提示。

 

出来たらご褒美を渡して終わり、ではなく、そこまでの過程で「肯定」していきます。

 

・お!宿題準備できたね

・もう2問も終わったの?

・昨日より早く終わったね

 

実況中継をするように伝え、頑張りを「肯定」していくと、『頑張ること』と『ご褒美』がセットになって記憶されていくのです。

 

正しいやり方を理解した私は、恐る恐るご褒美作戦を決行!

 

すると、あんなにやる気が出ないりゅう君にも、「頑張ろう!」と言う気持ちが出てきたのです。

 

「今日のご褒美なに?がんばるぞ~!!」

 

ご褒美は、ガム1つでも、ママとのハグでも、何でもOK。

 

「ご褒美」はゴールではなく、頑張るための「スイッチ」だったのです。

 

 

4.セルフご褒美大作戦が出来るようになった!

 

小3になったりゅう君は、今では自分でご褒美を設定して宿題に取り組んでいます。

 

・宿題終わったらマンガ読むの楽しみだな~

・今日のご飯は唐揚げにして!宿題すぐ終わらせるから!

 

時々「今日のご褒美はガム3こでもいい?」と、ご褒美の追加を提案してくることがありますが、これは頑張るための力がいつもより必要だと自覚しているから。

 

頑張る力を引き出すために、自分の脳にちょうどいいご褒美を考えられるようになっている証拠でもあります。

 

大人だって、やる気が出ないときは、仕事終わりのビールを楽しみに頑張る事がありますよね?

 

「がんばりた気持ちはあるけど、あと一歩が踏み出せない」

そんな時にやる気のスイッチを押してくれる『ご褒美

 

どんな困難にぶつかっても、自分でやる気スイッチを押せる人になってほしい。

 

これからも、「ご褒美作戦」と上手に付き合いながら、子どもの成長を楽しく見守っていきたいです。

 

 

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発達科学コミュニケーション

かなうち りこ

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