「どうしてうちの子だけ・・?」外でいい子、家で癇癪の繊細な子を育てるママの心と脳のケア

「外ではいい子、家では癇癪」そのギャップに戸惑い、自分の育て方を責めていませんか?繊細な子の家での感情爆発の裏には、ママにしか見せられない“安心”があります。この記事では、ママ自身の心をラクにする3つのヒントと、親子関係が変わっていった実例をご紹介します。
 

1. ママだけが知っている繊細な子のギャップ

 

何でも知りたがる繊細な博士ちゃん(通称:ミカ)が年中だった頃です。

 

保育園では「問題ないですよ」

ママ友には「しっかりしてるね」

 

そんなふうに外では”いい子”と言われていても、家に帰ると激しい癇癪を起こしていました。

 

些細なきっかけで感情が爆発して、ひっくり返るように泣き叫ぶ。

 

その姿を目の当たりにして、寄り添ったり、心配したり、なだめたり、止まらない行動にイライラ・・そして、私は「またできなかった・・」と自己嫌悪。

 

「なんで私にだけ癇癪?」

「私の育て方が間違っているの?」

 

自分を責めては、ネットで検索し、また次の日も同じことを繰り返している毎日に疲弊していました。

 

 

 

 

 

 

\集団生活でのわが子のタイプチェックつき!
繊細な子の集団生活をラクに楽しくする
親の正しい理解と接し方
▼無料ダウンロードはこちらをクリック▼

 

2.外でいい子のストレスが感情爆発になる理由

 

家で感情が爆発しているのは、ママのせいでも、繊細な子の性格でもありません。

 

外では”いい子”でいられる繊細な子は、常に気を張って頑張って過ごしています。

 

「ちゃんとしなきゃ」

「怒られたくない」

「先生に嫌われたらどうしよう」

 

そんなふうに、緊張しているからこそ、そのストレスが安心できる家で、感情として爆発してしまうのです。

 

私は、繊細な娘に毎日振り回されるような日々を送っていました。

 

おうちで脳を育てる「発達科学コミュニケーション」に出会ってから、娘がなぜその行動をしているのか?の理由が見えてきました。

 

感情が大きく動いているかんしゃく中の脳は、感情をうまくコントロールできずに、私に簡単に感情をぶつけてきていたのです。

 

 
 
 
 
 

\行き渋り対応は今すぐが鉄則!/
繊細ちゃんの行き渋り
逆効果な言葉、心と脳を強くする言葉
▼無料ダウンロードはこちらをクリック▼

3.ママが安心して向き合える3つのヒント

 

毎日外でいい子、家で癇癪の繊細な子の対応に追われているママにこそ、「安心」が必要です。

子どもに安心を届けるためには、ママの心がすり減りすぎていては届きません。

 

ここでは、ママ自身が少しラクになるための関わり方のヒントを3つご紹介します。

 

① 「うまくいかない日があって当然」と思っておく

 

朝から不機嫌、癇癪、ギャン泣き・・。

 

そんな日があっても、「今日はそんな日か~」と少し感情と距離をとって受け止めてみましょう。

 

目の前の出来事を、感情と距離をとることで理性的な脳で捉えることができてきます。

 

子育てに完璧はありません。うまくいかないことがあっても、自分を責める必要はないんです。

 

② 「できたことメモ」で自己肯定感を育てる

 

ママの自己肯定感を上げるために、子どものために頑張ったことを、記録してみましょう。

 

「怒らずに返事できた」

「今日もご飯作った」

「朝、遅刻したのに仕事へ行った」

 

そんないつも通りの小さな「できた」を書き出すことで、「私、やってる」と少し安心が実感できます。

 

同じように繊細な子の小さな「できた」も記録していくと、「この子も、できてる」と気づけるきっかけにもなりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

③ かんしゃくには対応しないが鉄則

 

なだめたり、共感したり、叱ったり、色んなことを試していても、かんしゃくが繰り返されるのは、お子さんの脳が間違えて覚えてしまっているからなのです。

 

「泣いたら、ママが構ってくれる」

「怒ったら、言うことを聞いてくれる」

「こうやって自分の想いを伝えるんだ」

 

この脳の負のループを断ち切るためには、かんしゃく中に声をかけないことが大切です。

 

目を合わせることも、繊細な子にとっては「構っている、注目している」ことになるので、安全性に問題がなければ、トイレに行ったり、家事をしたり、その場から離れることをオススメしています。

 

その時間で、ママの感情を整えましょう。

(繊細な子のかんしゃくへの対応はこちらの記事で紹介しています。)

 
 
 
 
 

4.ママがラクになると繊細な子の脳に「安心」が伝わる

 

「私の育て方が悪いのかな」と悩んでいた日々から「娘は私だから安心して感情を出せていたんだ」と気づいたとき、胸の中の重たいものがスッと軽くなりました。

 

あの日から、私は「かんしゃくをどう止めるか」よりも、「外でいい子になってる娘に安心を与えること」を意識するようになりました。

 

完璧に対応できなくても、イライラする日があっても、立ち直れる自分でいればいい。

 

そんなふうにママが少しラクになると、繊細な子の脳も“安心”を感じられるようになります。

 

「ママは大丈夫」「ここなら安全」と脳が安心を感じて「言葉で言ったらママは嬉しそう」と脳が学習すると、少しずつ落ち着いた行動が増えていきます。

 

ママの安心が、子どもの安心に変わる。

親子の笑顔は、そこからはじまりますよ。

 

 
 
 
 
 

\15の質問でわかる”繊細レベル”チェック付き/
親子の関わり方を変えるだけで劇的変化!
繊細すぎて力を発揮できない子の
強い脳の育て方
▼無料ダウンロードはこちらをクリック▼

執筆者:やまさき うみ

発達科学コミュニケーショントレーナー

タイトルとURLをコピーしました