さて今日は
『繰り返す不登校、
「このままいけるっしょ」
が危ない理由』
についてお話します。
不登校を繰り返す小学生は、
弱い子ではありません。
むしろ、
負荷がかかると“体に出るタイプ”の子
というわかりやすいサインを
出してくれている子です。
例えばこんなことありませんか?
一度、
腹痛・頭痛で不登校になったけど
数週間、様子を見ていたら回復。
また行けるように。
「思い切って休ませて良かった。
また、このままいけるっしょ」
とママは思うんです。
でも
参観日、テスト前、
席替え、行事練習。
少し負荷が増えた途端に
腹痛、頭痛
朝おきられなくなる
急な癇癪
また休む。
「ああ、またか…」
とママは焦ってまた休ませる。
これは実はお子さんが出している
大事なサインです。
脳のキャパを超えたサインなんです。
ここで大事なのが“観察眼”。
素人が見ると
「元気そうな観葉植物」。
でも園芸のプロが見ると
・葉の色のくすみ
・土の乾き方
・茎の張り
で
「このままだと1週間後に枯れる」
と分かる。

同じように、
素人の目には
「学校に行けている=回復」
でも、
見立てができる人には
・夜の疲労の残り方
・笑顔の硬さ
・帰宅後の無言時間
・週末の落ち込み
で
「今、負荷がギリギリだな」と見える。
そして、
大事な事実としては…
小さなサインを見逃したまま
学年が上がると、
負荷は必ず上がるということ。
小学生は守られています。
でも中学になると
・教科担任制
・提出物の自己管理
・部活の顧問や先輩との新しい人間関係
・内申点(生活態度自体が評価の対象)
・人間関係の複雑化
一気に“橋にかかる重さ”が増えます。
たとえば。
小さなヒビが入った橋。
今は人が一人渡るだけだから
崩れないかもしれません。
でも、
トラックが通るようになったら?
ヒビを補強せずに
重さだけ増やしたら?
壊れるのは時間の問題です。
不登校を繰り返す小学生は
すでに
“ヒビのサイン”を
出していることがあります。
・行けるけど、帰宅後ぐったり
・週末に反動が来る
・夜だけ荒れる
・楽しい行事の後に崩れる
これは弱さではなく、
負荷に弱いサイン。
ここで
「いけてるから大丈夫」
と進むのか、
「今のうちに補強しよう」
と見るのかで、
未来は大きく変わります。
小さなヒビが入った橋。
今なら、
・ひび割れに気づく
・補強材を入れる
・交通量を少し減らす
これで済む。

時間で言えば
“日々の点検と小さな修繕”。
労力は分散できる。
費用も最小限。
橋は使いながら整えられる。
でも、
ヒビを見逃したまま
重さだけ増えたら?
ある日、崩れる。
崩れた後は
・全面通行止め
・基礎から作り直し
・長期使用不可
・莫大なコスト
・周囲の交通も混乱
「元に戻す」ではなく
「ゼロから再建」。
時間もエネルギーも桁違い。
子どもも同じなんです。
これは経験したものの
後悔の念も込めてお伝えします。
小学生の今だったら、
✔ 帰宅後の回復を丁寧に見る
✔ 負荷のかかり方を調整する
✔ 余白を作る
こんな“日々の補強”で済みます。
でも
中学で崩れると
✔ 長期不登校
✔ 自己否定の固定化
✔ 家族全体の消耗
✔ 学業・進路の再設計
立て直しは可能だけど、
でもかかる
時間も労力も悩みの深さも
まったく違うんです。
「怖がらせたい」のではなく、
どちらがエネルギーを
少なく済ませられるか。
日々の補強は
未来の挑戦のため。
だから
今ヒビを見つけられることは
ラッキーなんです。
そして何より、
こじらせる前のサポートは
より高く跳べる未来が見えてきます。
崩れないように生きるのではなく、
挑戦できるようになるんです。
今のお子さんは
・橋は補強されていますか?
・それともヒビを抱えたまま
重さが増えていますか?
まずは、見抜けるママになることが、
最大のサポートです。


