指さしは出ているのに言葉が増えない理由

ことば

 

昨日のメールを読んだあと、
こんな質問をいただきました。

*****

子どもが指さししたものを
一緒に見ていたりします。

共同注意ができてると
思うのですが
言葉がなかなか増えません。
どうしたらいいのでしょうか。

*****

とってもいい視点を
ありがとうございます!


本当は今日は
2つ目の力について
お話しする予定でしたが、

この質問は
その前にどうしても
お伝えしたくて…

2つ目の力の前に
言葉を引き出す「指さし」
について
お話しますね^^


昨日は、

子どもと一緒に同じものを見る
ことが
言葉の土台になる

というお話をしました。

そのときに子どもが
指さし
伝えてきてくれることが
ありますよね^^

「うちの子は指さしも出ているし
 共同注視できてると思います」

実は、ここで
もうひとつ知っておいて
欲しいことがあります!

一般的には、
「指さしが出ていれば、
 同じものを見られている」
と考えられやすいです。

けれど、
指さしが出ていても
なかなか言葉が
増えない子もいます。

なぜなら、指さしには
2つのタイプがあるから。

1つ目は、要求の指さし
「取って」「やって」
を伝えるための指差し

2つ目は、興味の指差し
「ねぇ、ママ見て!」
「あれ、ワンワンだね!」
と子どもが興味を持ったものを
ママと一緒に見て
気持ちを共有するための指さし

どちらも大切な
コミュニケーション^^

けれど、
共同注意につながっているのは
2つ目の興味の指さしなんです。

要求の指さしが「ダメ!」
ということでは全くありませんよ^^

言葉は、
何かを要求するためだけに
使われるものではなくて

「楽しいね!」
「きれいだね!」
「うれしいね!」

そんな気持ちを
誰かと共有したくて
使われるものでもありますよね!

自閉症のある子はこの

「一緒に感じたい!」
「ママに伝えたい!」


というやりとりの経験が

少ない傾向があります。

だから、
指さしはあっても
なかなか言葉につながりにくい
ということが起こる。

けれどこれってお子さんの
性格や意欲の問題ではなくて
経験の量の違いなだけです^^

もしいま
「ちょうだい」「やって」
の指さしが多いけれど


「ママ見て!」「〇〇だね!」
の指さしが少ないなと感じていたら

次のステップに進めるサイン!

大切なのは、
要求を減らすことではなくて
共感のやりとりも
少しずつ増やしていくことだけ。

子どもが興味を持って
見ているものをママが指さして

「くるま かっこいいね!」
「おはな きれいだね〜!」

と共感を誘う関わりを
してみてくださいね^^

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