知的障害キッズが模倣(真似)をしてくれなくて不安
ことばを覚えるときは模倣(真似)する力が大事だよといわれているため、知的障害のある自閉っ子が模倣をしてくれず、焦ったりすることはありませんか?
子どもが模倣をできなくても焦る必要はありません。
まずは、ママが子どもの模倣をすることで、子どもの興味を惹くことができ、ママのことを大好きになって、安心感を持ってくれます。
そして、好きな人、安心する人のことはよく観察し、よくお話を聞こうとするので、その後のことばの発達にもつながるのです。
知的障害の娘が模倣をできるようになった体験談
知的障害のある自閉っ子の娘は模倣がとても苦手で、ハイタッチや手遊び歌、ダンスなど、なかなか同じ動きができませんでした。
「あ〜い〜う〜」「お・い・し・い・ね」と口の形をはっきり動かして見せながら、発語を促そうとしてみましたが、模倣する様子はなかったです。
しかし、ママが子どもの模倣をすることで、ママに対して安心感を持ち、その後のことばの発達にもつながる、ということを知り試してみることにしました。
娘が発することば「あう?」「あーえー」「おーでー」などを、私が模倣して「あう?だね^^」「あーえー、だね^^」「おーでー、だね^^」と言ってみたり、娘が足踏みをしているときは、隣で同じように足踏みをしてみました。
すると、娘はにっこにこの笑顔で楽しそうに私の顔を見たり、恥ずかしそうにハグをしてきたりしました。
私がまねっこを続けているうちに、娘がハイタッチをまねしてくれたり、音楽に合わせて手を叩いたり、「おーでー」が「おいで」になったりと、動作とことばの発達につながりました!
知的障害キッズの安心感を育むママの真似っこ大作戦
ママが子どもの模倣(真似)をすることから始めてみましょう!
✔︎子どもが拍手をしていたら、一緒に拍手^^
✔︎子どもがご飯を美味しそうにもぐもぐしていたら、一緒にもぐもぐ^^
✔︎子どもが「あーうー」「おかー」といったら、
「あーうー、だね!」「おかー、だね!」と真似してみる
そうすることで、「ママが私のまねしてる!」「おもしろ〜い、大好き〜、安心するな〜」という気持ちが育まれて、その後の子どもの模倣する力にもつながっていきますよ!
ぜひ、子どもの真似っこをして楽しい時間を過ごしながら、発話の脳を育てていきましょう!