イライラとはさようなら!ママの指示で動かない知的障害キッズがスルスル動くようになる「ほめほめサンドイッチ」

おうち療育
知的障害キッズに「お片付けしてね!」「お着替えしようね!」と指示を出しても全然動いてくれず、イライラしてしまうことはありませんか?そこで今回は、ママの指示でスルスルと動ける子になる声かけのテクニックについてご紹介します!
 

なんで動いてくれないの!知的障害キッズが指示だけでは動かない理由


知的障害キッズに「お片付けしてね!」「お着替えしようね!」と指示を出しても全然動いてくれず、イライラしてしまうことはありませんか?


子どもは指示ばかりされていると動きたい気持ちにはなりません。


そこで、ママの指示でスルスルと動ける子になる「肯定→提案(指示)→肯定」の声かけのテクニックを習得しましょう!


指示(提案)を出す前に子どもの行動を肯定すると、子どもがママのお話を聞くスイッチが入ります。


ママのお話を聞くスイッチが入ったところで指示を伝えるので、脳に指示が届き、動き始めることができます。


そして、動いた後にも肯定の言葉をかけるから、「〇〇をしたらママが褒めてくれるんだ!ママが私のことを見てくれるんだ!」という気持ちになり、指示がさらに通るようになるのです。

 

指示ばかりの声かけが私のイライラの原因だった…


知的障害のある自閉っ子娘に、「絵本を片付けてね!」「ご飯食べようよ!」と指示を出しても全く動いてくれませんでした。


指示を出すときは急いでいることが多いため、娘が動いてくれないと私がイライラして何度も指示を出すの繰り返し。私がイライラするとさらに娘は動いてくれず、悪循環でした。


しかし、「肯定→提案(指示)→肯定」の声かけテクニックを学んだときに初めて「そういえば私って指示ばかり出しているな」ということに気がつきました。


そこで、指示を出したいときは娘が今やっていることを実況中継し、共感した後に「絵本を本棚に入れてほしいな〜」と伝えることを何度か試してみると、、、


私の指示に反応し、絵本を本棚に入れてくれるようになったのです。


そして、片付けてくれたあとはすぐに「ありがとう!おかあちゃん助かる〜!」と肯定の言葉で締めるようにしていきました。


「肯定→提案(指示)→肯定」の流れをすることで、私も娘も最初から最後までイライラせずに過ごすことができ、毎日がとても平和になりました。

今すぐ始めることが重要なワケ


冬休みや夏休みなど長期休みは子どもと過ごす時間が増えますよね。


「なんで言うことを聞いてくれないの!!」とママがイライラして、子どもとの関係性が悪くなる前に、ママも子どもも気持ちよく過ごせるコミュニケーション術を実践していきましょう。

 

指示を出したいママが最初にすることは褒めること!




では、ママの指示で自閉っ子がスルスル動くようになるコミュニケーション術とはなんでしょう?


それは、肯定→提案(指示)→肯定の声かけテクニック「ほめほめサンドイッチ」です!


ママが子どもに指示を出したいなぁと思ったときは、一旦その気持ちをストップ!


まずは子どもがいましていることを褒めるところから始めましょう。そして、次にしてほしいことを優しい声で提案します。


動いてくれたらすかさず感謝や喜びなど肯定の言葉をかけます。


これで「ほめほめサンドイッチ」の完成です!


必ず「褒め」で始まり、「褒め」で終わることを意識してくださいね。


ぜひ今日からイライラとさようならができるように「ほめほめサンドイッチ」を実践していただけると嬉しいです^^

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