知的障害キッズのやりたい気持ちがことばを引き出す鍵
お母さんがご飯の準備をしているとき、子どもが台所に入ってきて料理している様子をじーっと見ていたり、やりたそうにしていることはありませんか?
そんなときは子どものことばの脳を伸ばす絶好のチャンスです!!
ぜひ、子どもをちびっこコックに変身させて、一緒にクッキングを楽しみましょう^^
子どもの「やりたい!」「たのしい!」という気持ちを満たしてあげることで、もっとやってみたい!お母さんと関わりたい!という気持ちになります。
そして、お母さんとおしゃべりしたい!という気持ちを引き出すことができるから、ことばの脳がぐんぐん伸びるのです。
料理時間で言葉を伸ばしちゃおう!お母さんの意識改革で「楽しい」が増えた
わが家の知的障害のある娘は、食べることが大好きです^^
私が台所にいると、いつものぞいて食べたいよ〜と視線を送ってきたり、ぴょんぴょんっと飛び跳ねてアピール(笑)
以前の私は、火や包丁を使っていて危ないから台所に入ってこないで!と思っていました。
しかし、子どもの「やりたい!」「楽しい!」という気持ちがことばの脳を伸ばすなら、娘をちびっこコックにしちゃおう!と意識をガラッと変えてみました。
エプロンをつけてにっこにこの娘^^ 味噌汁用のお豆腐を切ったり、鍋用のきのこを割いたり、お鍋に入れたり、かき混ぜたり、たくさんのことができるようになった!
お料理をしているのがとても楽しいようで、「あー!あー!」と私に進み具合を教えてくれるようにもなりましたよ^^
長期休みが絶好のタイミング
長期休みや三連休は子どもとの時間が増えますよね。
子どもがずっとお家にいて退屈になってしまうと、かんしゃくに繋がったり、テレビやYoutubeの時間が長くなって生活リズムが崩れる前に、ぜひちびっこコックと楽しい時間をしませんか?
楽しさたっぷりの声かけで気持ちをガラッと切り替えて、脳を育てていきましょう!
楽しいクッキングタイムが脳を伸ばす最強の関わり方
やることはとっても簡単です! 子どもが「やりたい!」と興味を持っているなら、お母さんとクッキングを一緒に楽しむだけ^^
まずは、簡単なことからはじめましょう!
・手や食材を洗う
・野菜を運ぶ
・きのこを割く
・包丁をお母さんと一緒に握ってみる
・やわらかい食材を切ってみる
・食材をお鍋に入れる
など、お子さんができるステップのものを無理なくやってみましょう。
ひとつひとつの「できた!」の体験が「楽しい!」「もっとやりたい!」の気持ちを引き出し、ことばの発達にもつながっていきますよ。
ぜひ、ちびっこコックと楽しいクッキングタイムを過ごして、おしゃべりも叶えちゃいましょう!