うちの子大丈夫?何に対しても消極的な知的障害キッズ
お友達には興味があるのに自分から輪に入っていけない…
やりたいけど失敗したら嫌だからやらない…
というように、子どもの消極的な姿に「うちの子、これから大丈夫かしら?」と不安になっていませんか?
自閉っ子は同じ年齢の子どもたちより運動や言葉の発達が遅れてしまうことがあるため、子ども自身が不安になったり、消極的になったりすることがあります。
しかし、小さな「できた!」の成功体験をひとつひとつ積み上げていくことで、子どもの「たのしい!」「もっとやりたい!」の気持ちを引き出すことができます。
また、勝手には子どもの自信は育ちません。
なので、ママが何がよかったのか言語化して褒めてあげて、成功体験の記憶を入れることが大事なのです。
そうすることで「たのしい!」「もっとやりたい!」「私にもできる!」の気持ちを引き出せるから、さらに新しいことや少し難しそうなことにもチャレンジする力が育っていくのです。
知的障害の娘が自分から動けるようになった「できた貯金」
わが家の娘は重度知的障害のある自閉っ子で、4歳になっても言葉が出ない、手先も不器用、運動もゆっくりでした。
そのため、保育園ではいつも先生がお友達の輪に誘導してくれて、ようやく一緒に遊ぶ状態でした。
娘は入りたそうにお友達の輪を見ているのですが、自分から入っていくことができなかったようです。
しかし、小さな成功体験を積むことで、新しいことにチャレンジする力が育つと知り、どんなに小さなことでも成功体験にする「できた貯金」をコツコツ貯める意識をしました。
すると、1ヶ月後くらいに保育園の先生から、娘からお友達に近づいていき、輪の中に入ることができるようになった!との報告があったのです!とても嬉しかったです。
新しい環境になる前にたくさんの成功体験を積み上げよう
あと1ヶ月で新学期ですね。
新学期になると新しい環境に慣れることが、心にも体にも大きな負担になります。
そのため、いまの時期から子どもの「できた貯金」をたっぷりにしてあげて、新学期の新しい環境でも自分からチャレンジできる力を育てていきましょう!
子どものできた貯金がどんどん貯まる!超簡単な極意
では、消極的な子どもの「できた貯金」はどうやって貯めたらいいのでしょうか?
それは、ママが「こまめに褒める」ことです!
100%できたら褒める!のではなく、25%, 50%, 75%, 100%というようにひとつの行動の過程の中で、こまめに褒め(肯定)の言葉をかけていきましょう。
例えば、靴下をはくとき
✔︎ いまから靴下はくんだね〜
✔︎ 指まで入ったぞ〜
✔︎ 足首まではけていい感じだよ!
✔︎ 最後まではけてすごいじゃん!
というように、こまめに褒めることで子どもは小さな「できた!」の成功体験をどんどん貯めることができますよ!
ぜひ今日からやってみてくださいね^^