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単語は出ているけれど
ちょうだいが出てきません。
早く出してあげたいです。
(年中・女の子のママ)
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そんなご相談をいただきました!
なので今日は、年中のうちに
「ちょうだい」「やって」など
要求語を引き出してほしいのか?
についてお話しますね^^
ズバリ理由は
自分の気持ちを
『ことば』で伝えられた!
といううれしい体験が
脳を育ててことばを増やすから♪
「ちょうだい」「やって」は
ことばの発達の中でも
とても大切なステップなんです。
なぜなら、要求語って
“相手に気持ちを伝えることば”
だからです^^

たとえば
「りんご」と言ってもそれが
【欲しい】のか【見せたい】のかは
分かりにくいですよね。
けれど
「りんご」「ちょうだい」
と言うことができたら
ママもすぐに
「はい、どうぞ^^」と
応えてあげることができる^^
そうなれば
なんで伝わらないの!!という
癇癪も減っていきますし
『伝わった』の成功体験から
「ことばで伝える方がラクなんだ!」
「次もことばで伝えてみよう!」
「次はどんなことを伝えようかな?」
という脳の回路が作られる^^
だからこそ
新しいことばをインプットしたり
アウトプットする力も
ぐーんと伸びていきます!

わが家の知的障害・自閉症の娘も
「ちょうだい」が言えないときは
手を引っ張るクレーン現象や
「あー!あー!」という喃語ばかり
何をしてほしいのかが
パッとわかってあげられずに
娘は癇癪で泣いたりすねたり…
わたしもつられてイライラ…
そんな生活にうんざりでした(;_;)
けれど「ちょうだい」と
言えるようになったら
単にことばが増えるだけでなくて
親子関係がどんどん穏やかに
スムーズになっていったんです^^

(一緒に笑えるようになりました^^)
保育園の先生や
お友だちとの関わりもスムーズに
なった状態で年長さんを迎えるのと
自分の気持ちを言えずに癇癪や
手を引っ張って伝えるのとでは
その後の保育園での経験も
就学先の選択にも
大きく関わってきます!
だからこそ年中さんのうちに
「ちょうだい・やって」
などの要求の伝わることばを
引き出してほしいと思っています!
けれど
どんなにやわらかい子どもの脳でも
育つには最低3ヶ月はかかります!
今からおうちでママが
脳を育てる関わりを始めることで
新学期には
“ことばで伝えられる子”
に大変身していますよ^^


