昨日のメールを読んだあと、
こんな質問をいただきました。
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子どもが指さししたものを
一緒に見ていたりします。
共同注意ができてると
思うのですが
言葉がなかなか増えません。
どうしたらいいのでしょうか。
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とってもいい視点を
ありがとうございます!
本当は今日は
2つ目の力について
お話しする予定でしたが、
この質問は
その前にどうしても
お伝えしたくて…
2つ目の力の前に
言葉を引き出す「指さし」
についてお話しますね^^

昨日は、
子どもと一緒に同じものを見る
ことが言葉の土台になる
というお話をしました。
そのときに子どもが
指さしで
伝えてきてくれることが
ありますよね^^
「うちの子は指さしも出ているし
共同注視できてると思います」
実は、ここで
もうひとつ知っておいて
欲しいことがあります!
一般的には、
「指さしが出ていれば、
同じものを見られている」
と考えられやすいです。
けれど、
指さしが出ていても
なかなか言葉が
増えない子もいます。
なぜなら、指さしには
2つのタイプがあるから。
1つ目は、要求の指さし
「取って」「やって」
を伝えるための指差し
2つ目は、興味の指差し
「ねぇ、ママ見て!」
「あれ、ワンワンだね!」
と子どもが興味を持ったものを
ママと一緒に見て
気持ちを共有するための指さし

どちらも大切な
コミュニケーション^^
けれど、
共同注意につながっているのは
2つ目の興味の指さしなんです。
要求の指さしが「ダメ!」
ということでは全くありませんよ^^
言葉は、
何かを要求するためだけに
使われるものではなくて
「楽しいね!」
「きれいだね!」
「うれしいね!」
そんな気持ちを
誰かと共有したくて
使われるものでもありますよね!
自閉症のある子はこの
「一緒に感じたい!」
「ママに伝えたい!」
というやりとりの経験が
少ない傾向があります。
だから、
指さしはあっても
なかなか言葉につながりにくい
ということが起こる。
けれどこれってお子さんの
性格や意欲の問題ではなくて
経験の量の違いなだけです^^
もしいま
「ちょうだい」「やって」
の指さしが多いけれど
「ママ見て!」「〇〇だね!」
の指さしが少ないなと感じていたら
次のステップに進めるサイン!
大切なのは、
要求を減らすことではなくて
共感のやりとりも
少しずつ増やしていくことだけ。
子どもが興味を持って
見ているものをママが指さして
「くるま かっこいいね!」
「おはな きれいだね〜!」
と共感を誘う関わりを
してみてくださいね^^


