ママだって感情コントロールに苦しむことがある！楽になる方法はシンプルな声掛け

すぐ怒る子を育てているとママもその怒りに巻き込まれて感情コントロールができなくなる時がありますよね。だけどそれはママ自身の問題じゃないのです。子どもの脳の発達に必要な２つの方法を知れば子育てがグッと楽になります。ぜひお試しくださいね！

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すぐ怒る子のママが感情コントロールに悩みを抱えやすいワケ

お母さん自身が『自分の感情がコントロールができない』ということについて悩むことはないですか？

実は注意欠陥多動性障害（ADHD）ですぐ怒る子のお母さんは、怒るわが子の感情コントロールに悩みながら、その陰で自分の感情コントロールにも悩んでいる方が多いです。

子どもが怒りすぎて我慢が出来なくなってつい怒鳴ってしまう…
叩かれるとつい叩き返してしまう…

そんな私はダメな母親…母親やめてしまいたい…と思い詰めてしまうこともあるかもしれませんね。

しかし、もしそうでも…いやいや違う違う！！待って待って！！自分のこと責めるの待って！と言いたいです！

お母さんが自分自身の感情コントロールができないのは自分のせいじゃないんです。

それはお子さんの脳の凸凹から出る行動に影響されてるだけなのです。

子どもが怒る理由は様々ですが、お母さんが自分の感情コントロールに苦しむ理由は二つ

１、日常生活でやるべきことをお子さんがやってくれなくてイライラするから
２、子どもの怒りがお母さんに連鎖するから
です。

1番目の理由は忙しいママなら当然のイライラする内容ですし、2番目の子どもの怒りに感情が持っていかれるのは人間ならば当然です。

ですから自分を責める必要は全然ないのです。

自分を責めるのではなく、子どもの脳を発達させて凸凹からくる行動を改善させてあげることが解決策になっていきます。

そうすれば子ども自体が変わってやるべきことをやれるようになったり、怒ることがなくなっていくので、お母さんがイライラすることがなくなっていきます。

次の章で脳の凸凹をどうやって発達させて困りごとを改善していくか？という話をしていきますね。

どうやって？

それはずばりシンプルに『お母さんの対応』です。

どういうことかというと、お母さんの声かけだけでお子さんの脳を発達させることができるのです。

実は脳の発達に必要なことはシンプルに2つです！

1.ポジティブな感情
2.成功体験

この２つがあれば脳はググッと伸びますから、声かけでこの２つを強化していきます。

まず1つ目、
脳はネガティブな感情ではなかなか発達してくれません。

叱られながらやった宿題は脳科学的には意味がないと言われているくらいです。

ですので『肯定の声かけ』でお子さんの感情をポジティブに変えていきます！

そうすると脳は発達しやすい状態になっていくのです。

嬉しいことにこの時点でかなり素直さが戻ってくるので、怒りっぽさは格段に落ち着いてきているはずです。

けれどもやはり脳を発達させてあげないと困りごとは出続けてしまうので、次に声かけで成功体験を積ませていきます。

それにはできたことをどんどん褒めていってあげるということをしていきます。

すると「僕できた！」と成功体験として子どもの脳の中に記憶として残すことができるので脳がどんどん発達していくのです。

これらは全て日常生活の中の声かけだけでできるようにしていくので、お母さんたちは時間を取られず楽にお子さんを落ち着かせることができるようになります！

すると３ヶ月後には今では考えられないくらい、叱らずにすむようになっています。

そして気が付くと今までとは違った親子の絆を感じるようになっていると思います。

信じられないかもしれないですが、お母さんの対応を変えるだけ、それだけで今とは違う世界を見られるはずです！

そうなったらいいなぁと思ったら、まず肯定をやってみてくださいね！

執筆者：梅村やよい
（発達科学コミュニケーションマスタートレーナー）