夏休みが始まってしばらく経ちましたね。
1学期の間に登校しぶりや
不登校になった
お子さんがいるご家庭では
「好きなことだけやってて大丈夫?」
そう思って過ごされているママも
多いかもしれません。
実はこれ、半分は正解で、
半分はちょっと注意が必要
なんです。
学校でのストレスや失敗が続くと、
子どものやる気スイッチや
安心センサーが、
元気をなくしてしまいます。
そんなときに、
お子さんが好きなことに
夢中になれる時間は
「楽しい!」「もっとやりたい!」
という気持ちを引き出してくれる、
脳と心の充電タイムになります。
このとき、
やる気ホルモンや、
安心ホルモンが出て、
子どもの脳は
「また動いてみようかな」
というエネルギーを少しずつ
取り戻していくんです。
ただ、好きなことばかりを
続けていると
✔︎自分で気持ちを切り替える力
✔︎やりたくないことにも向き合う力
✔︎自分をコントロールする力
こうした将来に必要な力が
なかなか育ちません。
さらに、
「どうせやっても無理」
「また怒られるかも」
と感じる経験が続くと
学習性無力感という
心のクセがついてしまうんです。
これは、「がんばっても無駄」と
脳が誤学習してしまった状態。
できるチャンスがあっても、
動き出す力が湧いてこなくなって
しまうんですね。
だからこそ、
いきなり苦手なことをやらせたり
ゲームやYouTubeを
子どもが納得しないまま
制限したりするのは
/
実は逆効果!
\
「またコントロールされる」
「自分には決める力がない」
と感じさせてしまい、
余計に、無力感を強めてしまいます。
ポイントは
好きなことからスタート
して
①安心の状態
▼
②小さな成功体験の積み重ね
▼
③行動力UP
という順番で
行動量を増やし
行動のバリエーションを増やして
脳の活動量を上げていくこと!
たとえば:
✅ゲームをしていたら、
「今日は時間を決めてみようか」
と相談する
✅好きな遊びの後に、
「5分だけ一緒にプリントしてみようか」
と提案する
こうした関わりが
挑戦できる脳を
育ててくれます!
「好きなことだけ
させておけばいい」のではなく
「好きなことから始めて、
少しずつ『できた』を増やしていく」。
それが、
不登校や登校しぶりのお子さんが
学習性無力感から抜け出して
再び動き出すための第一歩です。
夏休みは、そんな
脳の再起動にぴったりの時間。
ただし、お子さんの脳が
安心安全な状態であるかどうか?
親子の信頼関係ができているのか?
を見極める目を持つことが大切。
今回のセミナーでも
お子さんの脳と心のエネルギー値が
今、どのステージなのか?
ステージにあった対応を
お伝えしていきますね!
みなさんの子育てを応援しています!
ファイト!