今日は、メルマガ読者様から
ご相談をいただいたので
お答えいたしますね!
小学2年生の男の子
のケースです。
以下、Aくんママより
▼
Aは
入学当初は元気に登校していましたが
2学期に入ってから
「お腹が痛い」
「眠れない」と言って
朝になると泣いてしまう日が
増えてきました。
最初は「たまたまかな?」
と思っていたのですが
1週間、2週間と続くうちに
これが続いたらどうしよう?と
焦りが出てきました。
「甘えてるだけかも」
「学校に行かせないと
この子のためにならない」
そう思って
玄関で無理やりランドセルを背負わせ、
とにかく学校に連れていき
先生に引き渡しました。
でも、ある朝。
私が「学校に行くよ!」と
声をかけた瞬間
Aは耳をふさいで
床にうずくまってしまったんです。
「もう、行かない
学校がこわい・・・・」
そのとき初めて、私は
「Aの中で何かが
本当に起きている」
と直感で感じました。
それからは
無理やり登校させるのは
やめているのですが
ここからどうすれば
いいのでしょうか?
▲▲
ここまで
Aくんママ
勇気を出して
ご相談くださり
ありがとうございます。
それでは
解説していきますが
「学校に行きたくない」
「学校が怖い」
と子どもたちがいうのは
脳でいうと
扁桃体が強く不安や恐怖に
反応しているサイン。
扁桃体は
「危険だ」と感じると
自律神経を通じて身体に影響を与え
逃げる・動かない・固まる
といった行動を引き起こします。
無理やり登校させることは、
この「危険!」
という扁桃体の反応を
強化してしまい
次はもっと強い
拒否反応が出てしまう
ことが多いのです。
ですので、結論から言うと
無理やり登校させるのを
やめて正解です。
じゃあ、どうすればいいの?
というと
大切なのは、お子さんが
安心できる安全基地
をつくること。
お子さんが
「行きたくない」と言っても
大丈夫な親子関係を作ること。
お母さんに気持ちを
受け止めてもらえた経験で
扁桃体の反応が落ち着き
学校でのストレスが和らぎます。
その次
脳は行動することで発達
していきますので
「できた!」が
積み重なる体験を少しずつ
増やしていきましょう。
例えば
お手伝いをする
一緒にお菓子作りをする
外に出かけられる状態であれば
買い物に行く
お散歩をする
お友達と遊ぶ
お子さんの好きなことで
脳の活動量を増やして
あげましょう。
お子さんのエネルギーが
溜まってくると
学校の話
宿題の話も
できるようになっていきますよ!
最初のステップは
お子さんのいうことを
ジャッジせず
アドバイスせず
正しい共感の声かけを
マスターすること。
ここがスタートです!