今日は不登校✖勉強
という切り口から
お話ししていきますね!
不登校になって
YouTube・ゲーム三昧の
お子さんを見ていると
「学校に行けないなら、
せめて勉強くらいはしてほしい」
「勉強ができないことで
余計に学校に行きにくく
なるのでは?」
こんな風に思いませんか?
私はもちろん思っていましたし
なんなら、内心
イライラが止まりませんでした。
しかしながら
そのママの気持ちをそのまま
言葉にしようものなら
・声をかけただけで大癇癪
・「勉強」の話が出た瞬間に
シャットアウト
・学校の話そのものができない
そんな状況になってしまうことが
本当に多いのです。
小学生でもそうですが、
中学生になると、
さらに苦しくなります。
・進路の話ができない
・高校の話をしただけで荒れる
・「今は考えられない」と怒る
学校からの連絡で
ママはプレッシャーをかけられ
心配でしかないのに
だけど、実際に
話し合いすらできない。
どうしたらいいのかって
困りますよね。
でも、ここで知っておいてほしい
とても大切な視点があります。
不登校になると、
「学校」を少しでも
彷彿させるものへの
拒否反応が、
とても強くなる
ということを!
それは、
・教科書
・ドリル
・「勉強」という言葉
・進路、受験、高校
・将来の話
・先生
こういったものすべてがです。
なぜかというと、
子どもの脳の中では
「学校=つらかった場所」
「うまくいかなかった記憶」
が、強く結びついているから。
特に繊細な子
発達グレーゾーンの子は
ネガティブな記憶が
残りやすいので要注意です!
その状態で、
「勉強しよう」
「将来のために」
と言った
親の正論は
脳は危険だ!と判断し、
不安や恐怖が
一気に高まります。
癇癪の根っこには、
いつも
・不安
・恐怖
・追い詰められる感覚
が隠れています。
決して、不登校の子が
怠けているわけでも
反抗しているわけでもありません。
そしてもうひとつ、
とても大切なのが、
不登校のステージによって、
かける言葉も、対応も、
まったく違うということ。
・まだ初期で、心が疲れている段階
・学校そのものがトラウマになっている段階
・少しずつ回復し始めている段階
今、どの脳の状態なのかによって、
✔ 待ったほうがいい時
✔ 声をかけてもいい時
✔ 逆効果になる関わり
が、はっきり分かれます。
でもこの見極めを
ひとりでやるのは、
正直とても難しい。
だからこそ、
お子さんの
今の脳の状態を知り
脳にあった声かけを
していくことが
最初の一歩になります。

